内容説明
正直と勇気、絵はいつもそこに行き着く――。地上のありとあらゆるモノを画材に、圧倒的な質・量の最新作を生み出し続ける唯一無二の画家、その無尽蔵のモチベーションの秘密とは? 海外プロジェクトを打ち砕くコロナ禍との戦い。大回顧展に向けた果てしない道のり。1年365日作り続けた画家の精神のドキュメント。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
sayar
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丸亀の大竹さんの展覧会で本書を購入。迫力ある表紙の絵は庭のレモンを描かれたものだったんだ。文芸誌に連載された2018〜2025年のエッセイ。未曾有のコロナ禍を経て、2度目の大会個展を迎え巡回し閉幕、そして丸亀の展覧会の準備まで。大竹さんの文章からは、作家ならではの創作への衝動、作品づくりへの思いがよく伝わってきて、とても興味深い。私自身が大竹さんの作品を愛する理由も、そこにあるんだなと納得。それにしても、こんなにファンなのに、回顧展を見逃した。この連載をリアルで読んでいたら、何があっても行っていたのに!2025/12/13




