内容説明
「生きることはわかったような気がするんだけど、死ぬっていうのはどういう感じなのかな」
谷川俊太郎さんは、亡くなる2週間前まで語ってくれました。
「いきる」「はなす」「あいする」「きく」「つながる」「しぬ」とは?
詩人が語った111の言葉を、書き残した44の作品と一緒に構成する「ことば+詩集」です。
ぽつりとおかしく、ぽつりと鋭い、谷川さんが置いていった言葉たち。
92歳でこの世を去るまで、新しい作品を生み出し続けた谷川さん。
「答えのない人生」を生きた谷川俊太郎さんの宇宙が見えてきます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kooheysan
8
言葉について、詩について、生きることについて、老いることについて、そして、死について。谷川さんの言葉たちに触れることができます。自分が好きな詩もたくさん収録されていて、お気に入りの1冊がまた増えました。「自分を変えるためにはやっぱり真面目に人生を送っていくっていうことしかないんじゃないかな」2025/07/07
chuji
5
久喜市立中央図書館の本。2025年7月初版。朝日新聞(デジタル版)に掲載されたプレミアムA「谷川俊太郎 未来を生きる人たちへ」および、2024年4月28日~30日に朝日新聞朝刊に掲載された「谷川俊太郎 未来を生きる人たちへ」をもとに、新たに詩などを掲載して再構成したもの。『鉄腕アトム』主題歌が谷川さんの作詞とは知りませんでした。2025/07/29
tanikenn
2
谷川俊太郎語録。「なるほど」と「はあ、そうですか、、、」が混在している感じ。身内ですが、やはり晩年の語録だなあ。10年前は違った感覚だったと思う。もちろんずっと通底しているところもあるのだろうけど。 コンパクトで読みやすい。2025/07/15
takeo
0
☆☆☆☆☆2025/08/02