内容説明
毎年のように猛暑・豪雨・豪雪が日本を襲い、異常気象が「普通」の時代に突入しています。現在の日本は四季がなくなり、夏と冬だけの「二季の国」となってしまったと感じている方は多いでしょう。その一因となっているのは二酸化炭素増加による地球温暖化です。このまま二酸化炭素を増やし続ければ、直ぐに地獄のような気候がやってきます。本書では異常気象や気候問題の現状と未来予測、温暖化対策について、解説します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
94
未来予測というタイルにあるが、その未来はそんなに遠くないし、もう始まっている。私たちが想像しているよりずっと早く北極の氷が溶けたり、永久凍土が溶けると思う。異常気象の仕組みが書かれていたが、あくまで予測だ。二酸化炭素排出を減らそうと言っている反面、例えば翌日には商品が手元に届くネットショッピング。そのためには多くのトラックが走り回っている。SDGSも掛け声だけになっていないか。アメリカの某大統領は環境のことなど全く気にしていない。矛盾だらけの世の中・・・図書館本2025/10/17
きみたけ
63
奥さまチョイスの本。毎年のように猛暑・豪雨・豪雪が日本を襲い異常気象が普通の感覚に突入した昨今、異常気象や気候変動の現状と予測、温暖化対策について解説した一冊。著者は、三重大学大学院生物資源学研究科教授の立花義裕先生。羽鳥慎一のモーニングショーなどニュース番組にも多数出演。日本は「二季」の国になる、夏の気温は40度が当たり前、冷夏は来ない、予測不可能な台風の進路、災害で物流が止まるなど、これからの日本の異常気象の未来を予測しています。皆さん一人ひとりが関心を持つことが第一歩。2026/06/07
けんとまん1007
58
漠然と考えていた異常気象のからくりが、少し、想像できるようになった。断片的には知っていたことが、繋がったように思う。そして、この国でのSDGSの受け取られ方の危うさに触れているのもいい。まずは自分が何から・・ということ。それがあるから、周囲へもと思う。2025/09/22
kawa
37
東京の湿度がタイのバンコクや中国の上海を上回ったという最近のニュースでびっくり、と言うことで本書。昨今の暑さや豪雨・豪雪は常態現象で異常な出来事ではないとの著者の説明。温暖化による北極の気温上昇が原因で、日本列島上の偏西風の蛇行や黒潮の大蛇行が暑い空気を引き込み、世界的に見ても日本は異常気象の極地にあるらしい。もはや私たちの住む地は熱帯地域に仲間入り?そこを前提に対策が必要ありといくことかな。何も手を打たなければ、最悪、干魃による食糧危機で世界動乱にもつなりかねないのかも知れない。 2025/08/19
山口透析鉄
32
文化放送・大竹まことさんと東京FM・玉川徹さんのラジオ番組で著者がインタビューに出ていたので、これを甥の誕生日プレゼント用に買い、自分で先に読みました。2020年代日本は「二季」化しているのでは?という問いかけより、偏西風蛇行の原因や北極の温暖化や海水の表面温度の上昇、黒潮の超異常蛇行等々の現象について平易な言葉で解説されていて中高生とかにも読みやすそうです。気象学者は二酸化炭素による温暖化に疑義を挟む人はいないと真鍋淑郎氏の名前等も出していましたが、これで揉めるのより建設的な提言等をすべきでしょう。↓↓2025/08/20
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