内容説明
※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や掲載されないページ、付録が含まれない場合がございます。予めご了承下さい。
デビューから25年以上が経過し、ついに先日運行を終えた寝台列車「カシオペア」。本誌ではそんな「カシオペア」用客車E26系の車両概要を中心に、長年の活躍を貴重な写真と共に振り返ります。
巻頭には読者投稿写真による美しいグラフページを収録。また、EF81やEF510、さらにはED79、DD51などといったバリエーション豊かな歴代牽引機のほか、「カシオペア」と共に北へ駆け抜けた名列車たち、そして現在も乗れるクルーズトレイン・寝台・夜行列車などにも触れて、今も脈々と続く夜行列車たちにもフィーチャーします。
さらには鉄道模型における「カシオペア」の楽しみ方を掘り下げるほか、鉄道玩具といったアイテムとしての目線からも「カシオペア」を振り返り、同列車の集大成に相応しい一冊となります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
6
2025年6月末でカシオペアは営業運転を終えた。すぐに廃車解体にはなっておらず、これからイベントがいくつか用意されているらしいが、それも終わったら全12両のうちどれだけが残されるだろうか。3両だけながら予算度外視の高コストの夢空間に対し、12両固定編成でコストを下げたJR化後初の新システムによる新製客車として登場したカシオペアE26系だが、このムックでもさすがにステンレス外板やカラーの色帯の褪色が目立つのは否めない。今思うと、ダイニングカー階下の厨房は「狭い」とも。最終はネコパブらしく模型の紹介。2025/07/09