幻冬舎文庫<br> くたばるの小人

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幻冬舎文庫
くたばるの小人

  • 著者名:滝川さり【著】
  • 価格 ¥877(本体¥798)
  • 幻冬舎(2025/07発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344434851

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内容説明

群集恐怖症の小学校教師、美咲はクラスのいじめに手を焼いていた。ターゲットは〈悪魔の館〉に住む転校生のめぐみ。不登校のめぐみと始めた交換日記には「ひみつの友だち」だという無数の小さな目を持つグロテスクな小人が描かれていた。ある日、いじめの主犯が館で穴だらけの死体で見つかるが……。決して小人を怒らせるな! 異形蠢くパニックホラー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さこぽん

28
よく見たら表紙にくたばるの小人がいる。顔にぶどうのような丸(目)がぎっしり、人を穴だらけにして殺してしまう。キモこわ。美咲も餌食になってしまうのか否か。思ってたのと違う展開になったり、ぞぞぞっとするパニックホラーで最後まで楽しめました。2025/07/31

あられ

8
表紙からして生理的嫌悪感漂う本。orz。。。単行本では『めぐみの家には、小人がいる。』 群集恐怖症(トライポフォビア)でなくても、叫び出したいくらいコワかった。小人と侮るなかれ、いくら小さくとも数が。。。いじめっ子に復讐できたのはよかったものの、方法がちょっと。。。歴史的背景もあり、なぜ人間を襲うかも理由があり、納得できる。それにしても、天妃愛でソフィアって名付ける親!←モンスターペアレンツ!←これも納得(笑)2025/08/17

KDS

6
小学校教師の美咲は、受け持ちのクラス内でのいじめに悩まされていた。いじめの標的となっていたのは「悪魔の館」と呼ばれる洋館に母親と二人で暮らすめぐみ。めぐみの心を癒そうと、美咲は彼女と交換日記をはじめる。次第に心を開きはじめためぐみは「ひみつの友だち」の絵を日記に描いていた。それは、グロテスクで異形な姿をした小人の絵だった…!そんなある日、いじめの加害者の生徒が穴だらけの死体で発見される。単なる殺人とは異なる様相の事件は、その「小人」によるものなのか?人間関係の歪みも交えて展開するノンストップホラーの傑作!2025/07/21

しっぽちゃん

4
★★★★☆2025/08/11

あんこ

3
小人といえば、白雪姫に出てくる愛らしい7人を思い浮かべる。しかし本作の小人はまったく可愛くない。絶対に出会いたくないタイプだ。そして主人公。とにかく吐きまくる。ホラーものにありがちな、イライラさせられる展開もありつつ(だからこそハラハラさせられる)ラストまでの怒涛の展開に楽しめた。2025/07/17

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