内容説明
超大国「中国」 その源流から、現代までを一望
明快な編年的な構成で基本を理解しながら、経済、文化、宗教、ジェンダーなど、これまでの「男性の政治史」を超える多様な視点を織り込んだ、「新しい中国の通史」が誕生!
地図・カラー図版多数
目次
日本語版序文
目次
はじめに
第1章 起源──ある卵の孵化、ある文明の誕生
第2章 周──理想の統治から戦国時代へ
第3章 秦──統一・専制・天下
第4章 漢──陰謀、革新、短い空位時代
第5章 大分裂──三国、二人の女性戦士、七賢人、五石散
第6章 唐──黄金時代から永遠の悲しみへ
第7章 宋──最初の社会主義者、朱子学者、都市生活
第8章 元──「栄光の殺戮者」から壮麗な都市まで
第9章 明──栄華と没落
第10章 清──近代にいたるいばらの道
第11章 中華民国──大きな期待とひどい裏切り
第12章 日本の侵略と内戦──共和国の瓦解
第13章 毛沢東の時代──革命の継続
第14章 部小平の改革──繁栄と不満
第15章 習近平の新時代──戦狼の台頭
謝辞
監訳者註記
註記
索引
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kenitirokikuti
6
読んでないレビュー。「はじめに」は、May you live in interesting times. という英語圏で知られている中国の呪いないし皮肉の言葉で始まっている。訳註によると、「お前など面白い時代に生きておればい」みたいなニュアンスなのだが、中国にはこれに該当する言葉なく、一説によればチェンバレンの言葉がねじれて伝わったとか。2025/12/13
つみれ
2
当たり前だけどオーストラリアにも中国のことを研究してる人がいるんだな…と思うと日本人がヨーロッパの歴史を研究してるのも、へえ?となるのかなと思ったけど憧れてるのねって感じるのかしら。▼高校で世界史はルネサンスまでだったので清朝以降は普通に全然知らん歴史で勉強になった。『物語中国の歴史』とかも読んで補強したいけど、この本ほど最近のことはフォローしてないだろうし難しいな。2026/01/23
しかちょう
2
#リンダ・ジャイヴィン #超約中国の歴史 #東京書籍 超大国「中国」の源流から現代まで 4000年の歴史を超要約 明快な編年的構成で、基本をわかりやすく解説しながら 経済、文化、ジェンダーなど 多様な視点を織り込んだ新しい中国の通史 広大な土地を統一する昔の人はすごかった2025/11/25
グラスノーヴィチ
1
本書の特徴を挙げるとするならば、半分近くは近現代に紙面を割いており、冒頭にも述べられている通り女性の活躍にも少々触れられていた。紙面の多くを近現代に割いているだけあって、それ以前の古代〜明代までは割と簡素な書き口であった。しかし近現代のパートに入ると、センセーショナルな事柄が沢山盛り込まれており、筆者の熱量も高い印象であった。中国の近現代史に興味関心のある方は特に楽しめる内容だと思う。2026/05/22
グラスノーヴィチ
1
「超約歴史シリーズ」は、ある地域の歴史を一冊で体系的にまとめ上げるという“試み”なのだろうと思う。一冊という制約の下で、如何にわかりやすく、どのように取捨選択が行われ、体系的に説明がなされるのか。本シリーズは、そういった他の歴史書には無い、特別な楽しみを供給してくれていると私は感じる。特に本作「超約中国の歴史」は、漢字圏の民では無く、なんとオーストラリア出身の方が書かれたもので、極東に住む我々には見えなかった、独特な視点を提供してくれている。しかし、本書は翻訳本ということもあり、英語圏向けの内容であった。
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