ガガガ文庫 ファム・ファタールを召し上がれ ２

著者名：澱介エイド【著】/ひょころー【イラスト】

小学館（2025/07発売）

• ISBN：9784094532531

内容説明

先生が、大人の味を教えてあげる。

「ああ～～！　ガキ共の性癖ぐちゃぐちゃに踏み躙るの楽し～～～～！」
“傾国の悪女”ニカ・サタニック・バルフェスタは魔界で自由を謳歌していた。種族間交流の一貫として小学校の先生になったニカは、自慢の色香で子供たちを次々と骨抜きにしていく。
やがてニカは魔王を含めた城中の魔族を支配し、魔王城を自分のための楽園に改造してしまうだろう。そんなスケベで邪悪な奸計の前に立ちはだかるのは、かつての敵と……運命の許嫁！？　「惚れたら破滅」とバレたら破滅！　エロスで全てを支配するコメディファンタジー第二弾。

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[よっち]

紆余曲折を乗り越えて魔界で自由を謳歌するニカ。今度は種族間交流の一貫として小学校に臨時講師として招かれる第2弾。魔王の座を狙うナサニエルの妹ルルカリスが登場する一方、自慢の色香で子供たちを次々と骨抜きにしていくニカ。魔王を含めた城中の魔族を支配して、魔王城を自分の楽園に改造してしまいそうな勢いの彼女の前に立ちはだかった、かつての敵パメラとストーカー・ディノ。なかなかカオスな展開でしたけど、何だかんだで魔界がかけがえのない居場所になっていて、大切なもののために戦った思いの外優しい結末はなかなか良かったです。

2025/07/17

[わたー]

★★★★★面白かった。2巻になっても作品に内包されているパワーは健在で、ゲラゲラ笑いながら楽しませてもらった。棘の森の魔王城で我が世の春を謳歌する悪女、ニカ・サタニック・バルフェスタ。しかし、そんな彼女の前に、無理難題を言いつけて魔界に放逐したはずの、自称婚約者でその実、ニカの魅了が全く効かない超弩級のストーカー男が現れて……と始まる物語。前半はバルフェスタ嬢がナサニエルくんを連れて臨時講師として小学校に赴くのだが、魔族のやんちゃ坊主たちの性癖を一人ずつ丁寧に破壊していく姿は流石としか言いようがない。

2025/08/11

[つじ みやび]

あとがきから不穏な雰囲気は感じ取ってましたがやっぱり！！やりやがったこの悪女！とにこにこしながら読んでいました。本当にめちゃめちゃ好き。悪女なんてなんぼあってもええですからね。過去の適当な約束で激やばストーカー野郎生み出すの本当に……そういうとこだぞ！！！ そして2巻も見開きイラスト本当に良かった。シチュエーションも良ければビジュも最高でした。そんな2巻です。

2025/07/25

[ARI]

2巻も大変素晴らしかった！ ニカが魔族の子どもたちの先生になるお話から始まったかと思いきや、超弩級のストーカーの襲撃を受ける話になっていくコメディとシリアスのバランスよね。ニカという良くも悪くも周囲へ多大な影響を与える人間、悪女であるからこそこの両立ができてるのを思うと、やはりこのメインヒロイン見てて飽きないんだよな〜。子どもたちの性癖破壊や、魔王様への相変わらずのアプローチはエロスを感じ。魔王の妹ちゃんと、猫化して忍び込んだパメラなどを中心に家族愛というハートフルがあり。それに対比するように、

2025/08/14

[あつべよしき]

表紙のイラストレーター目当てで買いはじめたシリーズだった(超失礼)が、今巻ちゃんと面白かった。少年誌お色気枠ちょいくらいのエロスでコメディだが、そこそこ深刻な話をやりつつハッピー着地をしている。キャラもすごい好きなのだ。ドラゴンメイドすき

2025/07/21