創元推理文庫<br> 修道女フィデルマの慧眼 修道女フィデルマ短編集

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創元推理文庫
修道女フィデルマの慧眼 修道女フィデルマ短編集

  • ISBN:9784488218300

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内容説明

聖人の亡骸が眠る地への巡礼に加わったフィデルマ、そこで心臓をひと突きされた修道女の死体が見つかり捜査することに……「祝祭日の死体」。ラーハン王国で催される大祭を訪れたフィデルマとダロウの修道院長ラズローンが、エールの飲み比べ競争の最中に死んだ闘士の事件に挑む「夜の黄金」。ドーリィーとして殺人および窃盗の罪で告発されている少年の弁護を引き受けたフィデルマが真相に迫る「撒かれた棘」など全5編を収録。法廷弁護士にして裁判官、アイルランド全土を旅する修道女探偵フィデルマが、事件を鮮やかに解決する。短編集第6弾。/【目次】祝祭日の死体/狗のかへり来りて……/夜の黄金/撒かれた棘/尊者の死/訳註/解説=♪akira

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

rico

72
7世紀のアイルランド。王女で法廷弁護士にして裁判官の修道女フィデルマが、様々な事件を鋭い尋問と冷静な分析でさくさく解決していく短編が5つ。事件はそう複雑なものではありませんが、信仰絡みのものが多く、前提知識がないと厳しいかとも思いましたが、翻訳が読みやすく、豊富な注釈もあって楽しむことができました。それにしても、この時代の女性の社会的地位が高かったことに驚きます。キリスト教が根付いてはいても、男尊女卑的思想がまだ浸透していなかったということでしょうか。馴染のない中世ヨーロッパへの扉、開いたかもしれません。2025/10/07

mayumi

28
フィデルマシリーズ短編集第6弾。5つの短編から成る本作。フィデルマは長編の方が面白いと思うのだけれど、短編でもフィデルマらしさは全開。ただ、エイダルフが出てこなかったのは残念だわ。次は長編の翻訳らしいので、あの意味深な終わりの続きを知りたい(続きが気になるところでしょっちゅう短編集を出してくるのってどういうことよ?)。2025/09/27

tom

26
久しぶりに読むフィデルマの物語。時代は7世紀、舞台はアイルランド。修道女で王の妹、弁護士・裁判官の資格を持つ美しい女性のフィデルマが主役。彼女が探偵をして、胡乱な出来事を解明する。ここまで読んで怪しげなミステリーと思う人がいると思うけれど、7世紀のアイルランドは、女性も人として尊重されていた。女性だけでなく貧乏男も狂人も同じ。合理的に定められた法の支配を当然とする世界だった。これをアピールするためのミステリーという風情があって驚く場面が多々。これが面白くて楽しくて、読んでしまう。2025/11/19

ぽんすけ

26
久しぶりのフィデルマシリーズ、そうそうこんなだったwフィデルマも相変わらずきついし、登場人物も相変わらず腹立つ人多いわ~。今回私の好きな賭け事大好きラズローン修道院長が登場したけどお元気そうで何より。どの短編もすっきりとまとまっていて読みやすかったが短編には我らがエイダルフが出ないんだよね。やはり長編に期待するべきか。そこで何気なくwiki見にいったらシリーズめっちゃいっぱい出ててびっくり、日本での翻訳出版が全然追いついてないよ。早く長編の続きが読みたいので創元さんと翻訳家さん頑張ってください。待ってます2025/09/29

きょん

16
短編集のためか、事件がシンプルで読みやすい。フィデルマらしい切れ味の鋭さは短編でも健在。2025/10/18

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