内容説明
日本書紀、日本霊異記、源氏物語、太平記から明治大正の名作文芸など、気鋭の怪談研究家が古典籍や名作文学の「怖い話」を厳選し、その恐怖の歴史的、文学的系譜を解説する。怨霊の祟り、江戸の化け猫騒動、戦時中の怪奇事件が裏付ける業の応酬とは?小泉八雲が見出した日本の怪談を通じて、本邦独特の死生観が浮かび上がる・・・・・・。本書を通じて、日本の「こわい」を知るべし!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
AppleSugar
1
当代随一の怪談師でもあり、「怪談評論家」の側面も持ち合わせる吉田悠軌さんの、「最恐怪談」に続く第二弾怪談解説本。 語り直されてきた怪談、というフォーマットの通り、吉田悠軌の視点で名作怪談を現代語で読みやすく語り直し、そこに解説を加えていく。 その語り直しの際の取捨選択は鮮やかで、怪談特有の澱、のようなものを残したまま、短く読みやすくなっている。 その中で、日本人はそして人類は何に恐怖してきたか、というある意味社会学的な射程をも持った解説、特にのっぺらぼうの話は面白かった。2025/08/03
うぃ
0
1.5 前巻に比べどうもマイナーというか地味な話が多い。どうもむりやりひねり出した感を感じる。2025/08/08
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