内容説明
【無料試し読み閲覧期間2026/3/31~2026/4/13】
『鬼の花嫁』(スターツ出版文庫)『結界師の一輪華』(角川文庫)の著者クレハが贈るファンタジー無双譚! 「来世は平凡に生きたいな……」邪竜を倒し、世界を救った大魔導師レティシアは、そう願いながら目を閉じた。彼女が命と引き換えに発動させた、千年続く結界を残して。残された仲間たちは嘆き悲しみ、その地に『千年王国』を建国した――。それから二百年後。レティシアが転生したのは、牢に幽閉されていた痩せっぽっちの少女だった! 「平凡じゃないどころか、真逆なんですけど!?」獣人に囚われ、虐げられていたことに怒り心頭! 神から与えられた魔導書と、規格外の魔力を取り戻したレティシアは今度こそは好きに生きようと決意するのだが……。邪竜も転生しているし、かつての仲間たちも長寿を得て生きているし、獣人たちはしつこく追いかけてくるし、まったく平凡にはならなくて!? チートな能力をひた隠す、大魔導師の世界ぶらり旅、堂々開幕! ※電子版はショートストーリー『犬猿の仲』付。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
13
★★★★☆まあまあ。その身を犠牲に邪竜を討伐したことで、邪竜の魂とともに平穏な第二の生を望んだ主人公。だが、転生した先は、獣人の貴族によって親元から強引に連れ去られたうえ、牢に繋がれて監禁されていた少女という超ベリーハードな状況で…と始まる物語。この巻ではそんな状況から、邪竜の転生者であるデュークとともに脱出するまでが描かれているのだが、物語の盛り上がりとしては物足りなさを感じた。いや確かに、主人公を虐げてきた存在をやりこめるところは爽快であったが、マイナスをゼロに戻しただけで、2025/07/13
はなりん
11
邪龍を倒し、命と引き換えに千年保つ結界を張った大魔導師レティシア。最高神に次は平穏な人生を願い、200年後生まれ変わり、農村で暮らしていたレティシアは獣人に番だと言って連れ去られ、監禁され酷い扱いをされていた。成人を迎える直前、最高神に呼ばれ、前回の記憶と大魔導師としての魔力が蘇り、同じく邪龍だった闇の魔力を持ち転生しているデュークが地下牢に囚われている事がわかり、2人で逃げることに。前世でレティシアが張った結界に守られ仲間達が作った千年王国に行ったところまで。昔の仲間達との今後の邂逅が楽しみ。2025/10/05
尚侍
7
とっても面白かった。ある意味王道展開ではありますが、敵役の存在が大きいのが良く、本来であれば一撃で倒せるにもかかわらずしつこく食い下がってくるので、物語に緩急がつくのがいいですね。ここまでしつこい敵も珍しいですが、最終的にかなり大きな存在になりそうなので、今後の展開が楽しみです。しいて言えばデュークのヤンデレっぷりが個人的には重く感じるのですが、このあたりは好みの範囲内だと思うので、今後の成長の伸びしろと考えることにします。いずれにせよこれは続きが楽しみです。2025/07/17
ひきにく
3
題名に「無双」と「自由気まま」と付く割にスッキリしない展開が多い物語。 特に獣人が不快だが、世界のルールで滅ぼすのが禁じられているとかいう理不尽っぷり。 しかし、その理不尽さに負けずに、復活した世界で今度こそ利用されていた邪竜と一緒に幸せな生活を送ってやると突き進む姿勢は読んでいて爽快。前世で最強の聖女だった設定もあり主人公の強さに納得できるのも良い。 元邪竜が懐いてくるシーンが一番の癒し。この癒しのお陰でストレスが溜まる展開を差し引いても面白いと思える一冊だった。2026/03/07
史
3
無双してませんね……。神様うぜえなあとか思ったりしてます。別にどん底からのスタートは嫌いじゃないし、苛烈な報復をしろとも言わない。だけどもやっぱりカタルシスは薄いですよ。全てを飲み込んで加減する必要性には思えないですよ。小物相手に延々と翻弄されているように見せられるのは読んでいて不愉快の方が勝ります。男の子も安っぽい量産型ヤンデレですし……。このタイトルであるならば、やっぱりきちんと発散するものは発散せてほしい。スッキリしません。相性はよくない。2026/02/17




