竹書房怪談文庫<br> 物件の怖い話

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竹書房怪談文庫
物件の怖い話

  • ISBN:9784801945258

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内容説明

この家、なにか変…?
建物にまつわる戦慄の霊体験が集まった不動産系怪談傑作選!

あなたの部屋も、もしかしたら…事故物件や曰くのある土地、忌避された場所で起きる怪異。住んでしまったら逃げられない場所だからこその恐怖──
・引っ越し初日、見たのは酸鼻極まる異形「Y氏の隣人」(黒木あるじ)
・解体中の廃屋から漂う謎の異臭「隣りの事情」(小田イ輔)
・古い倉庫で子供たちが見た老人の謎「自治会の倉庫」(西浦和也)
・エレベーターで遭遇した狂気「そういうものだから」(蛙坂須美)
・新居で娘が遊んでいるのは…「風呂好きな子」(つくね乱蔵)
・家に現れる不思議な子ども、その驚愕の理由「少年時代」(鷲羽大介)
――など書下ろしと過去の最恐作品を選りすぐって収録。
事故物件や忌避された土地にまつわる物件傑作怪談集

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

63
実話怪談集。建物関係の話が集められたアンソロジーとなっている。アンソロジー故に再録も多いが、それも読み応えのある話ばかりで二読三読しても苦にならない。特に牧野修の関谷大好きクラブがまた読めたのは実に嬉しい。これだけで一冊書いてくれないかなあ。他の著者も平山夢明と黒木あるじは相変わらず名人的な話の展開だし、つくね乱蔵は嫌さが極まっているし、鷲羽大介の一行怪談はあるしと中々至れり尽くせりの内容であった。「幽霊屋敷で怖いのは経済的理由で逃げ出せない事である」というキング(だったかな)の名言を思い出しつつ読む。2025/07/08

モモ

35
怖い話のオンパレード。葛西俊和さんの解体業の話が、いろいろな意味で恐ろしい。まだ新しい家を家主の希望で取り壊したら、地下から出た多くの人骨…。それを警察に届けずに埋めてしまう…。その上に新しく建った家も5年で取り壊しの依頼がきたとか。他にも興味深い一冊でした。2025/09/23

あたびー

28
再録の話も沢山あったが、読みたかった蛙坂須美さんの話は皆書き下ろしだったので嬉しかったです。2025/11/30

柊よつか

12
名作の再録と新作が並び立つ怪談百番シリーズ。今回のテーマは物件。事故物件の話は勿論、近隣の者、働く者、事故物件を壊す者から生み出す者まで。住み家は、他者にとっては中身の見えない箱であり、当事者としては何かあっても現実的な面で逃げ出しづらい。怪談との相性が良いと改めて思う。再録でぐっと来たのは、ごず〜っの擬音が忘れ難い「黒い筋」、殺害追体験の「シオノイエ」、題を理解する「ダブル役満」、旬の野菜と新鮮な「犬が必要な家」など。書き下ろしでは、「舐められるラブホテル」「少年時代」「風呂好きな子」など。面白かった。2025/08/16

澤水月

7
平山夢明「黒い筋」は何度読んでも名作。蛙坂須美「イカゲソ」、よく食べるのに…うう 鷲羽さんの「少年時代」はおかしみと郷愁と恐怖共にある 黒木あるじ「のぞきぬし」のシメ、いいなぁ 全体に粒揃い2025/12/28

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