新潮文庫<br> なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない(新潮文庫)

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新潮文庫
なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない(新潮文庫)

  • 著者名:東畑開人【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 新潮社(2025/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101062815

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内容説明

人生には時々迷子になってしまう時期がある。仕事で失敗したり、恋人から別れを切り出されたり、家族に問題が生じたりすると、日常は簡単に砕け散ってしまう。まるで人生という大海原に放り出された「小舟」のようだ。僕らは今、他者との繋がりが薄れ、ひどく孤独になりやすい社会で生きている――いや、違う。僕はここにいます。独りじゃない。自他を共に愛する力を取り戻す「読むセラピー」。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

おいしゃん

26
心のセラピーの分野で、同じような内容を示唆する類書はありそうだが、本書はストーリー形式になっているため、ストンと腑に落ちた。2025/10/11

水色系

20
大海原に放り出された小舟=私たち個人。このひどく孤独な社会を生き抜くためのひとつの考え方を示した本。シェアのつながり(浅くゆるいつながり 職場など)も、ナイショのつながり(深いつながり 恋人など)も両方必要だということ。白か黒か、ではなく白も黒も必要だということ。2025/12/19

ツバサ

12
臨床心理士の著書だからこそ書ける、人の揺れ動く心情のわけが魅力でした。読んでいるこちらも面談しているように感じました。人は完全ではなく不完全。だから人は独りでは生きていけないんだなと。客観的に自分の悩みと向き合っていきたいと思った。主観では理解が足りなく、勘違いして感情的になってしまうから。迷える人達に読んで欲しい1冊でした。2025/08/22

曲線の行方

11
こういう類の本を読んでいると、自分だけじゃないと思える。自分だけが暗黒に突き落とされた、二度と這い上がれないと思うけど、みんな人間関係で悩んでるし、そういう時期は誰にもあるんだと思える。そして、考え方次第だと。カウンセリングに行ったら修正してもらえるのかな。いっそのこと催眠術をかけてほしいけど、自分で右往左往して七転八倒して、人として成長するチャンスなんだろうな。2025/10/22

すゞめ

7
生きようともがく「こころ」は、壮絶な勇気の物語なのだろう… 「夜の後悔」をテーマにした寓話風の語りに惹き込まれる また、わかりやすくカウンセリングの片鱗を味わえる 著者独自の理論が展開されるが、各章に配置されたカウンセリングの架空事例がそれに立体感を与えている これが、臨床心理学に社会学がミックスされた斬新な切り口で非常に興味深い また本書は著者のキャリア転換点に3年かけて著したとのこと。軽快な語り口の中に切実さも感じられた。2025/11/10

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