新潮文庫<br> なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない(新潮文庫)

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新潮文庫
なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない(新潮文庫)

  • 著者名:東畑開人【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 新潮社(2025/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101062815

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内容説明

人生には時々迷子になってしまう時期がある。仕事で失敗したり、恋人から別れを切り出されたり、家族に問題が生じたりすると、日常は簡単に砕け散ってしまう。まるで人生という大海原に放り出された「小舟」のようだ。僕らは今、他者との繋がりが薄れ、ひどく孤独になりやすい社会で生きている――いや、違う。僕はここにいます。独りじゃない。自他を共に愛する力を取り戻す「読むセラピー」。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ツバサ

8
臨床心理士の著書だからこそ書ける、人の揺れ動く心情のわけが魅力でした。読んでいるこちらも面談しているように感じました。人は完全ではなく不完全。だから人は独りでは生きていけないんだなと。客観的に自分の悩みと向き合っていきたいと思った。主観では理解が足りなく、勘違いして感情的になってしまうから。迷える人達に読んで欲しい1冊でした。2025/08/22

ゆきんこ

2
タイトルが気になって手にした一冊。何だかモヤモヤしたり、悲しくなったり苦しくなったりする時。自分が何に対してそう思っているのか、どうしてそうなってしまったのかが、分からない。その部分に、そっと光を当ててくれるような、そんな本。いろいろ抱えながら「も」、現実を生きること。そこに、ふっと気づかせてくれる。特に、働くことと愛することが印象に残っている。2025/08/24

寺基千里

2
心はもっと複雑であって良いはずなのに、僕らを取り巻く社会の方がどんどん複雑になっている。だからこそ、人はより心をシンプルに理解して、完全にコントロールしたくなってしまう。そんな心と社会の関係に歪みを感じた。これが今の社会に対して感じている生き辛さの1つなのだと思う。世の中を変えるのは難しい。それでも、自己責任が伴うこの小舟化された社会を生きるためには、「AでもありBでもある」心の複雑な揺れ動きを見落とさないことが大切なのだと思う。2025/08/15

moriyumi0721

1
特にいま深刻な悩みはないのだけど、そういうときに必要になりそうな本だと思って手に取った。でもいまのわたしにもすごく刺さるところが多かった。1番響いたのが「働くこと」と「愛すること」の補助線。ミキさんのように直接的な原因となりそうな体験こそないものの、自分の時間を効率的・生産的に使っていないと、そのことに対して罪悪感を感じている時期があった。同世代(40代半ば)にはそういうひとが多いんじゃないだろうか。仕事が単なる収入源ではなくやりがいとか生き方に直結するような価値観も広まっていた分、その呪縛みたいなものは2025/08/20

ねここ

1
★★ちょっと独特な語り口調。心は一つではない。一人の中に2つ以上の複雑な思いがある。葛藤がある。だから、悩む。2025/08/17

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