文春文庫<br> 記憶にありません。記憶力もありません。

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文春文庫
記憶にありません。記憶力もありません。

  • 著者名:土屋賢二【著】
  • 価格 ¥790(本体¥719)
  • 文藝春秋(2025/07発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167923914

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内容説明

忘却力をどんどん発揮すべし! 人気エッセイ

本書を買ったら即、買ったことを忘れるべし!
「週刊文春」大人気エッセイシリーズ、文庫オリジナル。

歳をとって記憶力がなくなるのは、悪いことばかりではない。
タネになったことを覚えていられないから、老夫婦は喧嘩をしなくなるし、
クヨクヨすることもなくなるから、精神衛生上もよい。
何よりも、人間の生き方の根本に影響する。
過去にこだわらず、「いまという瞬間を生きろ」

人生をよりよく生きるための、あれやこれやが詰まっています。
くせになる極上ユーモア・エッセイ。

解説=平松洋子

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

マグナム

25
最近では読まないエッセイですが長編小説の間にちょくちょく読みいれていくつもりです。YouTubeでも1日11時間以上座ると寿命が縮むのを見てこれは最近、ウォーキングを行っていないのと座る時間が多くなってきたので注意しているところだ。それに食卓の椅子に座る時にあぐらをかいて座るので困っている。そして本の題名「記憶にありません。記憶力もありません。」とは内容が全然違うところはあしからず。p198ページを引用しています。2025/08/13

expensivewell

15
毎度毎度良くネタが思いつくなと感心する。時事ネタ使えるのは強いね。2025/12/01

練りようかん

15
タイトルが面白い。まえがきに精神衛生に良いと書かれていて、一理あるなと早々に飲み込まれた土屋節。ウソっぽくて言ってることがちょっとずつズレてくる気がするのだけど、最後には本質を突いて世の中の前提のいい加減さにハッとさせられるから不思議だ。教え子との掛け合いは安定感あって楽しく、オレオレ詐欺の心理に膝打ち、ツチヤGPTや瓜二つはクスッと笑える肩の力抜ける感じが良かった。哲学で興味深かったのはアリストテレスの定義。引き出された結果なのか、それとも一部なのか「怒りとは何か」は思わず二度読みした。次作を待つ。2025/08/27

たっきー

12
久々の土屋先生のエッセイ。お年を召されても変わらないユーモアのスタイルに安心。このまま突っ走っていただきたい。2025/09/19

coldsurgeon

10
土屋先生のエッセイは、内容はほとんどない。しかし、なぜかひかれて読んでしまう。今という瞬間を生きる姿を描いて、過去やや未来を気にしないように、颯爽と生きる姿がいいのかもしれない。読み終えるたびに、後悔と不思議な満足感がある。訳が分からないのである。2025/08/25

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