ブラジルの歴史を知るための50章

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ブラジルの歴史を知るための50章

  • 著者名:伊藤秋仁【編著】/岸和田仁【編著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 明石書店(2025/06発売)
  • 冬の読書を楽しもう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~1/25)
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  • ISBN:9784750353869

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内容説明

国土の広大さ、人口の多さから「未来の大国」と認められながら、経済不況に陥る大国ブラジル。しかし、市場の大きさではブラジルの重要性は今も変わっていない。移民が国家形成に重要な役割を果たしたブラジルの人種混淆の歴史と現在の不平等も描き出す待望のブラジル史入門書!

目次

まえがき
第Ⅰ部 発見以前
1 ブラジル先史時代を巡る考古学論争――ユネスコ世界遺産から考える
2 先住民族――先住者としての権利を求め続ける終わりのない道のり
[コラム1]進行する森林破壊と森の守り人・先住民族の抵抗
第Ⅱ部 植民地期
3 ブラジルの「発見」――スペイン・ポルトガルの世界分割
4 ブラジルの開発――パウ-ブラジルとカピタニア制
5 イエズス会と植民地ブラジル――先住民への布教の成功と挫折
6 南極フランスと赤道フランス――フランス人のブラジル進出の夢
7 北東部とサトウキビ農園――砂糖産業の成立とブラジル社会の萌芽
[コラム2]ブラジル的ファミリー史(1)――ブアルケ家
8 アフリカ人奴隷――世界最大の輸入国
9 オランダの北東部支配――宗教的自由とサトウキビ
[コラム3]様々なディアスポラ(1)――17世紀ペルナンブーコのユダヤ人
10 バンデイラ(奥地探検隊)――「奴隷狩り」と奥地の開発
11 ゴールドラッシュ――鉱物資源の発見と経済地図の変化
12 ポンバルとリスボン大地震――最初の「近代的災害」
13 「ミナスの陰謀」と「1817年革命」――土着思想と独立運動
14 ポルトガル王室のブラジル移転――「環大西洋革命」の時代
第Ⅲ部 帝政期
15 イピランガの叫び――ブラジルの独立
16 第1次帝政と独立後の騒乱――ブラジル初代皇帝ペドロ1世の波乱の統治
17 摂政制と第2次帝政――ラストエンペラー「寛容王」ペドロ2世の誕生
18 博物学者が見たブラジル――マルティウスとダーウィン
19 パラグアイ戦争――女性たちから見た三国同盟戦争
20 キロンボ――逃亡奴隷の自己表現
[コラム4]様々なディアスポラ(2)――解放奴隷の西アフリカ帰還
21 奴隷制の廃止――黒人たちの運命
[コラム5]国民食フェイジョアーダのルーツを巡って
22 共和制宣言――帝政の終焉と軍部の台頭
[コラム6]様々なディアスポラ(3)――「コロニア・セシリア」の末裔たち
第Ⅳ部 共和制期
23 コーヒーとカカオ――茶褐色の嗜好品と多彩な労働者
[コラム7]シュラスコの歴史を巡って
24 外国人移民――――植民者、奴隷、そして新たな参画者
[コラム8]ブラジル的ファミリー史(2)――イタリア移民事例
25 カヌードス戦争――創られた「邪教徒集団の反乱」説
26 アマゾン――モノカルチャーからアグロフォレストリーへ
27 第1共和制――「剣の共和制」から「カフェ・コン・レイテ体制」へ
28 「近代芸術週間」――ギオマール・ノヴァイスを中心に再考する
29 テネンティズモとガウーショ――若手将校の武器が変えた社会のしくみ
30 1930年革命――工業化と労働者階級の地位向上と内陸部への前進
31 新国家体制――民族主義と国家主義、ブラジリダーデの時代
32 「ブラジル学」の新展開――ジルベルト・フレイレとセルジオ・ブアルケ
[コラム9]レヴィ=ストロースとブラジル
33 工業化と国内移民――サンパウロ州の事例
34 カンガセイロ――悪党かヒーローか
35 クビシェッキとブラジリア遷都――狂騒の5年
[コラム10]建築家オスカー・ニーマイヤー
36 北東部――干ばつとサンフランシスコ河中流域開発
37 サンバとボサノヴァ――20世紀におけるブラジル混血音楽の完成形
38 シネマ・ノーヴォ――ブラジル映画史に残したその功績
39 「人種民主主義」――実像ならぬブラジル社会の理想像か、それとも虚像か
第Ⅴ部 軍事政権期
40 軍事政権――権威主義体制下の政治と社会
[コラム11]F・H・カルドーゾ(元大統領)の従属的発展論
41 カーニバルに象徴されるブラジル性――移民・奴隷解放・混血の先に生み出されたブラジルの真髄
42 軍政下の文化――言論弾圧とトロピカリズモ
[コラム12]サッカーに見るブラジル社会の背景(1)
[コラム13]サッカーに見るブラジル社会の背景(2)
第Ⅵ部 新共和制
43 民政復帰と「失われた10年」――「中所得国の罠」に陥っているのか
44 ブラジル黒人運動――苦難に満ちた道のりとこれまでの成果
[コラム14]ブラジルにおけるアフリカ史研究・教育(1)
45 カルドーゾ、ルーラ、ボルソナーロ――3人の大統領の三者三様の特徴
[コラム15]ブラジルにおけるアフリカ史研究・教育(2)
46 ブラジルの農業パワー――潜在力と試練
47 環境と開発――環境破壊型から持続可能型開発へ
[コラム16]持続可能なアマゾン農林業への取組と課題
48 格差と分断を乗り越える――市民社会の行動から学ぶ
49 日系移民――激動の20世紀と共同体の発展
[コラム17]渋沢敬三『南米通信』(1958年)を再読する
50 日伯経済協力プロジェクト――1970年代という時代
ブラジルの歴史を知るためのブックガイド
ブラジル史略年表

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

穀雨

7
アマゾンの農業開発や市民運動、芸術文化など、幅広いトピックからなる。植民地時代からブラジル独立にかけてのパートはとても勉強になったが、時代が下るにつれて内容が薄くなるため、民政移管後の各政権の内政や外交を知りたいといった向きにはあまりおすすめできない。2025/09/17

氷柱

6
857作目。5月8日から。ブラジルの歴史がまるでアメリカの成立とそっくりであるということは想像に難くないが、より血塗られ抑圧されたものであることがわかる一作となっている。これまでどうしてこの国の歴史に注目されてこなかったのかが終盤で述べられる。要するにまともな研究がなされず、歴史を保存するような動きもなかったのである。この一作はかなり深堀してくれているので、もう少しライトな作品に触れてから取り掛かるのもひとつの手かもしれない。それ程に詳しくまとめられた良書となっている。2022/05/15

土偶

2
ブラジルの歴史なんてジョアン5世以外知らない…また隠れキリシタンならぬ隠れユダヤ教徒という人々が存在してるのも、その開拓史と並び興味深い。 フランスとオランダがポルトガルを破れなかったのも初めて知る出来事ばかり。世界史の裾野は広い。 人名がフルネームや通称が混在しているのは慣れないと混乱する。2025/02/01

takao

2
ふむ2022/05/30

Go Extreme

1
発見以前: ブラジル先史時代を巡る考古学論争 先住民族 植民地期: ブラジルの発見 ブラジルの開発 イエズス会と植民地ブラジル 南極フランスと赤道フランス 北東部とサトウキビ農園 アフリカ人奴隷 バンデイラ ゴールドラッシュ ポルトガル王室のブラジル移転 帝政期: イピランガの叫び 奴隷制の廃止 共和制期: コーヒーとカカオ 外国人移民 アマゾ 工業化と国内移民 人種民主主義 軍事政権期: 軍事政権 カーニバルに象徴されるブラジル性 軍政下の文化 新共和制: 環境と開発―環境破壊型から持続可能型開発へ2022/05/31

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