仕事の「判断ミス」がなくなる脳の習慣

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仕事の「判断ミス」がなくなる脳の習慣

  • ISBN:9784295411086

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内容説明

私たちは毎日たくさんの判断をしています。昼食は何を食べようといった日常生活のことから、取引先の提案を受け入れるかどうかといった仕事におけることまで、大小さまざまな判断を行っています。その中で、「ああしておけばよかった」という「判断ミス」の経験は誰でもあるでしょう。ちょっとした判断のミスはつきものですが、そのミスが大事な仕事の案件だったり、人間関係でも会社の上司との間での判断ミスの場合は、その後に大きな損失やリスクを抱えることにつながります。そもそも、日本人は「自ら判断をする」というのが苦手な国民です。子どもの頃から自分の意見を主張するというより、周囲の考えや空気を読みながら、そこから外れないようにすることを重視する教育をされることが多いように感じます。日頃から判断することに慣れていない私たち日本人は、経験不足という点からも判断ミスが生まれやすい人種だと言えるでしょう。ですが、普段の日常生活においても、あるいは仕事を進める上で、そして人生の重要なポイントで、自身の判断を迫られるときが必ずあります。とくに、最近はネットやSNSなど、さまざまな情報ツールが身近にあり、膨大な情報が刻々と届けられてきます。正しく判断するために、どんな情報をどのように取捨選択するか? 見極める力が一層求められています。判断することも判断ミスも、すべては人間の脳が行っている活動です。脳の構造と働き方を紐解いていけば、判断ミスがどのようにして起こるか、そのメカニズムを解き明かすことができるのではないか。著者の脳研究者という独自の立場と、医師として数多くの臨床に当たる中で、致命的な判断ミスを避けるために最大限注力してきた体験を踏まえて、その詳しい内容と具体的な方法を提案します。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

21
致命的な判断ミスを避けるためにどうすればいいのか。体験を踏まえてその詳しい内容と具体的な方法を提案する1冊。事実認定が誤ったり怠ることで起きる判断ミス。判断ミスが起きるまでの4つの段階、判断を狂わせる情や欲、どこを見るかで変わる印象、確証性バイアスや認知バイアス、記憶や経験が判断を誤らせる、余計なことを考える、判断するタイミング、疲れや体調不良といった判断ミスに繋がる要素を挙げながら、判断基準を持つこと、状況が変化する可能性を認識する、目標から逆算する、事実を積み重ねるといったポイントは確かに重要ですね。2025/08/07

kaz

1
「そんなこと知っているよ」か「それができれば苦労しない」のどちらかか。図書館の内容紹介は『脳による勘違い、事実誤認、正当化、繰り返し癖を予防するには。脳研究者として致命的な判断ミスを避けるために最大限注力してきた体験を踏まえて、その詳しい内容と具体的な方法を提案。判断力を磨く10の習慣も紹介する』。 2025/11/15

シュウヘイ

0
人はミスするもの どう軌道修正をするのか?2025/12/24

かつばやし

0
・人は1日に3万回もの判断をしているため、判断基準を磨くことが大事。 ・過去の記憶や体験に縛られ、過去を判断基準にしてしまうと判断ミスをしやすい。 ・一方、大谷翔平のマンダラチャートのように、過去ではなく未来に目を向け明確な目標を立てれば、判断は正確になりミスは少なくなる。 ・人が判断ミスをするときには、多くの場合その人特有のパターンがある。寝不足の時やトラブルの後にミスを犯す人もいれば、同じ種類の判断ミスを犯すこともある。自分が陥りやすいパターンを把握できれば対策を講じられる。2025/10/26

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