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内容説明
IT・デジタル投資で、様々な業界の様々な企業が取り組みに失敗している。それは日本だけではないが、日本に多いのも事実である。
日本企業や日本の人々は、真面目に、規律正しく、品質にこだわり、決められた役割だけに縛られず人のためにも動く。このような文化を持っているのに、なぜ無駄なことをやってしまうのか。なぜすれ違っていくのか。なぜ生産性が低くなってしまうのか。
経営としてIT・デジタルを活用していくための心構えから、最適な投資についての考え方を、日本企業は早急に学ぶべきである。単なる正論や進め方を学ぶだけでは十分ではない。先人が失敗した内容、失敗の理由、失敗を回避するにはどうすべきなのかを理解し、投資の最適化を進めるべきである。つまり、失敗を学び失敗を減らす、ということだ。
IT・デジタル投資に関して業務効率・コスト効率のみを求めるがゆえの悪循環が起こっている。低いレベルでの均衡を脱却し、すべての企業がIT・デジタルを自社内で自在に扱えるようにする「手の内化」を実現し、ビジネスの成長につなげられることを願っている。
(「はじめに」より一部抜粋)
目次
第1章 なぜ日本企業はIT投資で失敗するのか
第2章 IT・デジタルプロジェクト成功に向けての準備
第3章 プロジェクトの各フェーズでやるべきこと
第4章 失敗から学び 失敗を活用する
第5章 日本企業が勝つためのアプローチ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かるごん
0
痛快とても刺さる2025/08/20
みち
0
サクッと読める。事業会社に属する立場からすると重要なことは、ベンダーやコンサルの言うがままではなく、自分達も学んでしっかりと判断すること。よくあるわからないから、いいんじゃないはあかんね2025/08/12
nosuke
0
国や民間企業のDX案件で企画・要件定義・実装に関わった経験を振り返る良い機会となった。業務プロセスに合わせた大規模カスタマイズやアドオン開発が開発費膨張やPJ失敗を招く構造は、私が経験したクライアントにも重なる。事業部門とIT部門が膝を突き合わせ、As-Is/To-Beを検討してきた際の課題感も明確に言語化されていた。日本と欧米の標準機能活用率の差をデータで示す分析や、脱レガシー案件の重要性にも納得。IT・デジタル投資を成功に導く4つのマインド、各フェーズで押さえるべきポイントは定期的に振り返りたい。2025/08/10
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