内容説明
「師匠! 人間国宝がここまで喋っていいんですか!?」
落語界4人目の人間国宝(重要無形文化財保持者)となった五街道雲助。滑稽噺から芝居噺まで、多彩な高座で客席を魅了する師匠が、評論家・長井好弘氏を聞き手に、持ちネタを解説します。その噺のポイントはどこか、どんな工夫を行い、本番でどう感じたか。初出しのエピソードも満載。師匠・金原亭馬生の思い出、弟子たちとの交流、そして落語論も。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
変竹林
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掲載されてる噺ののほとんどは知ってるが、雲助師匠ならではのそれぞれの噺への思い入れが興味深い。さすが人間国宝と再認識した。2025/08/04
tkm66
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おー、やはり凄いんだな!ちょっと感動的でした!2025/08/02
Kazuo Ebihara
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五街道雲助が、持ちネタから厳選した55席について語った。噺の粗筋から、伝承経路、蘊蓄、思い出。 登場人物の性格付けをし、時代に併せたくすぐりを入れ、時には新たなサゲを作る。 雲助演出の秘密が明かされた。 落語評論家の長井好弘が聞き上手で、55席に加えて80席ほどの噺と、故人や現役の多くの噺家についても、寄席では聴けない面白話を引き出した。 「雲助厳選・現代落語辞典」のような本。2025/06/29
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