内容説明
「師匠! 人間国宝がここまで喋っていいんですか!?」
落語界4人目の人間国宝(重要無形文化財保持者)となった五街道雲助。滑稽噺から芝居噺まで、多彩な高座で客席を魅了する師匠が、評論家・長井好弘氏を聞き手に、持ちネタを解説します。その噺のポイントはどこか、どんな工夫を行い、本番でどう感じたか。初出しのエピソードも満載。師匠・金原亭馬生の思い出、弟子たちとの交流、そして落語論も。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
くものすけ
11
落語に詳しい人が読んだら涙が出るほど喜びそうな内容。以前はTVで結構落語番組を見ていたが、最近、落語番組も減ったのでご無沙汰していました。2,3000円の木戸銭で堪能出来るという事なので「寄席」に行ってみようかと思った。2025/10/03
inokori
7
図書館本。当代落語界の人間国宝による持ち根多について、対話形式で語る。時折話題に上る先代金原亭馬生師匠のエピソードも興味深く読んだ。師匠の噺をあまり聴いたことがなかったが、師匠の落語研究の熱心さを端々に感じた。2025/09/18
お抹茶
2
長井好弘と55席を語る。昔の速記から掘り起こしたり,過去の名人の高座を思い出したり,長井氏の博学ぶりもあわせてどっぷり落語の世界に浸れる。編集者の初心者の質問もありがたい。『火焔太鼓』はフラの生きる噺。今の時代に合わない噺も正直に話し,『びっこ馬』の「びっこ」,『禁酒番屋』『ずっこけ』の尾籠な内容にお客は引き,みんなで酒を飲んで酔っ払うという経験がないと共感しにくいこともある。『徳ちゃん』といったドキュメント吉原のような噺はウケが悪くなる。芝居仕立ての噺や長い噺は大変だが,やっておもしろいというのが動機。2025/11/05
にゃま
1
雲助師匠大好きです。8割くらい聴いたことのない噺かも??シモ、スカトロは今のお客さんは引くというのが印象的。確かに禁酒番屋は初めて聴いた時引いたもんな~。廓話も難しくなってきた、とか。ある程度知識と教養があると落語はもっと楽しい。この本で予習復習するのおすすめ。2025/11/21
変竹林
1
掲載されてる噺ののほとんどは知ってるが、雲助師匠ならではのそれぞれの噺への思い入れが興味深い。さすが人間国宝と再認識した。2025/08/04




