内容説明
義理人情に厚いヤクザの親分・阿岐本雄蔵のもとには、一風変わった経営再建の話が次々舞い込んでくる。今度は公演間近のオーケストラ!? ヤクザということがばれないように、代貸の日村誠司はコンサルティング会社の社員を装う。楽団員同士のいざこざが頻発する中、指揮者が襲撃される事件が発生! 警視庁捜査一課からあの名(?)刑事がやってきて――。
大好評「任侠」シリーズ第六弾!
〈解説〉村田雅幸
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
dr2006
52
任侠とは「仁義を重んじ弱気を助け強きを挫く気性」である。これまで経営再建が主戦場だった任侠シリーズだが、今回は公演を間近に控えたオーケストラの若手団員と古参団員の対立の解決だ。仮に演奏会が中止になれば運営団体の収入や団員へのギャラが飛ぶが、プロとは言え、対立でリハも出来ない状況では演奏に曇りが出てくるだろう。阿岐本組長と主人公日村誠司は、ヤクザの身の上を隠しコンサルとしてオケの運営拠点へ派遣された。音楽に疎い日村の目を通しオケの世界が描かれるが、オケを少し齧った自分には待ってましたの任侠ネタ⤴面白かった。2026/08/16
カブ
47
毎回楽しみな「任侠」シリーズ第6弾。今回はオーケストラの揉め事を解決していく。親分の阿岐本と代貸の日村のやり取りが面白くて大好きです。2025/07/15
菜穂子
45
頼まれたら嫌と言えない親分が出向いた先はなんと楽団。内部での不協和音を先導、画策した輩はやはり思った通りの人だったが、そこにたどり着くまでのミステリアスな展開、刑事さんも出てきて探偵捜査のようで面白かった。指揮者の実力、それぞれのパートの実力、手持ちがあるから2、3回合わせるだけで本番を迎えるって凄いね。新作の「任侠電器」が新聞のオンラインで連載が始まっていて親子喧嘩が勃発中の電気屋の話。2026/04/18
ハゲおやじ
40
任侠シリーズ 第6弾。今回は、公演間近のオーケストラの揉め事を収める仕事。しかし、まさかの暴行事件が発生して 警視庁捜査一課の あの刑事がやってくる。阿岐本の過去と趣味が出てきて ちょっと驚く。日村にお似合い?の人も出てきたが 無いだろう…って 私は このシリーズが好きなんだよね。ヤクザと呼ばれる”本来の姿”を守っている阿岐本組の面々は応援したくなるね。でも今回は、親分がメインかな。若い人は 出番少なめだし あの女子校生も出てこない。第7弾も出てるみたいなので 読みたいなぁ。2026/03/16
PEN-F
39
水戸黄門のように毎回似たようなパターンで似たような結末なのが分かっているのに毎回もれなく面白い。だから好き。2025/08/20
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