内容説明
イランとはどういう国か。その歴史を図やイラストを使いながらわかりやすく、ていねいに描く。コラム「そのころ、日本では?」「知れば知るほどおもしろいイランの偉人」も役に立つ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まえぞう
25
23冊目はイランです。イランって、中東と中央アジア、ロシアとインドの交差点みたいなとこにあって、王朝の盛衰が面倒です。今のアラブ世界における立ち位置も独特ですし、これは一冊ではわかりませんね。2024/12/01
蕎麦
6
様々な国や人物の歴史でたびたび登場するイランについて知識を得たく手にとった。日本人としては、周囲を他国に囲まれている状況、特に常に侵略の気配を見せる遊牧騎馬民族に隣接している社会を具体的にイメージするのが難しい。王朝の入れ替わりが激しく、どこに国家的・民族的アイデンティティを抱けるのかわからない。その点で、イスラム教の果たす役割は大きいのだろう。近代以降の変遷が怒涛すぎて理解が難しい。2025/08/17
つっきーよ
4
アケメネス朝ペルシア、セレウコス朝シリア、ササン朝ペルシアなど古代から大国として活躍しイスラム化してからもウマイヤ朝、アッバース朝など存在感を維持する。アラブ人、トルコ人、モンゴル人など支配者が変化するがイラン人は一貫して官僚として政治中枢に身を置く。19世紀にはロシアやイギリスなどの侵略を受け近代化することで対抗しようとするもうまくいかない。列強の植民地のような扱いを受けるが第二次世界大戦を機会に独立。石油の国有化により軍事大国に。革命が起きレザー・シャーをアメリカがかくまったことで反米意識が強まる2025/04/22
倉屋敷??
3
とにかく争いが絶えなく目まぐるしく入れ替わるので簡潔に説明されているがこれ一冊じゃしっかり理解するのは難しい。 しかし中東の大国であるイランは重要な国であるのは間違いないのでもう少しでも理解を深めたいものです。2025/07/02
白としろ
3
イランのはじまり。パルティアの時代。ササン朝ペルシア帝国。イスラム化するイラン。イラン人とトルコ人とモンゴル人。サファヴィー朝。ガージャール朝。ふたたび宗教国家へ。2024/12/31
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