内容説明
こんなところになぜ居酒屋が!? どの駅からも歩いて遠く、およそ商売に不向きな地にポツンと一軒建っているのに、暖簾をくぐればなぜか毎晩大繁盛。そんな奇跡のお店を、孤島で逞しく生き延びた男になぞらえて「ロビンソン酒場」と勝手に命名。美味い酒と肴を求めて東へ西へと訪ね歩きます。巷のグルメサイトでは知り得ない、酔狂にして至高の酒場めぐりルポ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みんな本や雑誌が大好き!?
2
駅から歩くこと、最低でも15分、ところによっては30分以上かかる駅から遠く離れたところにある居酒屋をアポなしで訪ねていく(かつて一度は立ち寄ったことがある店ですが、なかには十数年ぶりの店も)。周辺は住宅街。ポツンと一軒だけ、明るく光っているところ。居酒屋の入り口。開業と共にその暖簾をくぐれば、まだ客は少なかったものの、気がつけば満員御礼状態。 そういう僻地?のようなところにある居酒屋を、あの有名な漂流記の主人公の『ロビンソン・クルーソー』をもじって「ロビンソン酒場」と名づけたとのことです。2025/10/20
analjustice
1
著者らしいポジティブな視線で穏やかな作風なのが良いですね。ただ酒場紹介という点でいうと価格帯の表記がないのが気になります。あえて、明記していないとは思うのだけど。個人的には結構重要なポイントです。2025/10/03
Yasuyuki Kobayashi
0
酒場番組原作者加藤ジャンプの酒場漂流記。 なかなか楽しい内容だった。 TV番組のマキタスポーツもいい味だが、 ジャンプの文章も味わい深い愉快な作品だ!2025/11/30
Scotts
0
「なぜここに?」というアクセス不便な場所にある居酒屋を「ロビンソン酒場」と称して訪ね歩くエッセイ。著者の加藤ジャンプ氏が生まれ育った横浜・神奈川を中心とする16軒のお店を、編集者と一緒に訪問する。お店や料理の紹介も去ることながら、駅からお店に辿り着くまでの過程についてもジャンプ氏のダジャレ満載で語られている。コロナ禍の影響もあるのか、既に閉店してしまったお店もあり残念。2025/10/15
辻本 敏久
0
どこかに必ずある。2025/09/30
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