NHK出版新書<br> 脳と免疫の謎 心身の不調はどこからくるのか

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NHK出版新書
脳と免疫の謎 心身の不調はどこからくるのか

  • 著者名:毛内拡
  • 価格 ¥1,078(本体¥980)
  • NHK出版(2025/06発売)
  • 盛夏を彩る!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~7/26)
  • ポイント 225pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784140887455

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内容説明

疲労・炎症のメカニズムからセルフケアまで

「脳の免疫細胞」と言われるグリア細胞の研究が進み、脳と免疫の相互作用が心身の不調、精神疾患、依存症などに影響を及ぼしていることが明らかになってきている。いったい脳の中で何が起きているのか。脳と免疫の知られざる関係とは。脳疲労・炎症のメカニズムだけでなく、病気との関連性や脳パフォーマンスの上げ方、セルフケアまで、気鋭の脳科学者が最新研究の成果をわかりやすく解説する!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

bapaksejahtera

12
脳科学に関心を持つ素人である。グリア細胞という言葉を眼にしたのは2021年。脳に大きな割合を占め、脳活動にニューロン以外にも大きな役割を持つグリア細胞に関する記述は、大衆啓蒙的な本でも、専門学者によってかなり詳しく説明されるようになった。グリア細胞には未解明な点も多いが、脳の免疫システムを機能させ脳脊髄液の循環に役割を果たす事で脳の恒常性の維持を担う。この機能の異常は脳の炎症を引き起こし、鬱病や高齢者では認知機能低下の元となる。本書ではこの機作を詳述する。後段生活指導的な記述があり、ややトーンが変わった。2026/06/09

jackbdc

9
免疫の話の前提に炎症という問題がある。炎症は自己修復の作用であり、ウィルスや細菌等の侵入者への対抗だけではなく、傷の修復、化学物質や自己細胞(誤解)への対抗という事もあるらしい。こうした炎症はあらゆる箇所で起きるから脳で発生した場合にメンタル不調や認知症等にも繋がるという話。脳の約8割を占めるグリア細胞等は面白い。かつて1~2割を占める神経細胞だけに光が当たっていた時期もあり隙間を埋めるだけの役割と思われていたのが最近は研究が進んで重要性が知られるようになった。生命体ってこうした総合性が大切って話が多い。2026/04/04

Y田

8
【"脳の90%は使われていない"は間違い!脳にはニューロン シナプス以外にも「グリア細胞」なる部位があり重要な役割を果たしている, 「心身二元論」を前提としてしまうと物事が分からなくなる。心と身体は繋がっている, 脳に炎症が起きる事があるということ】 ●読むのに時間がかかったし完全理解はできていないが、知識のアップデートができた。自分としてのポイントはやはり「グリア細胞」の事を知れたのが良かった。当たり前だけど科学の常識もどんどん新しくなっていく。それに触れるのも楽しいですね😊2025/11/02

きのこ

5
一度感想を書いたのに誤って削除してしまったので再録。これまで何をしているか不明だった脳の中のグリア細胞、それがこんな働きをするとわかってきた、という最新研究の紹介。認知症や脳腫瘍、脳出血、慢性的な疼痛、精神疾患などもグリア細胞が大きく関係しているらしい。学術書なので読んですべてを理解したとは言えないが、少なくとも慢性的な脳疲労がとてもよろしくないことはわかった。5章は対応策だが、「こうすればいい」のような単純な解決策は無い。古くから言われているような睡眠、栄養、運動と硬い認知の転換なのかな。2025/07/07

さくぱんまん

2
私自身、過去5年間ほど原因不明の疲労感と怠さのために鬱々とした日々を過ごしてきた。 本書を読み、疲労感の正体が精神疲労と自我消耗かもしれないという仮説が立てられただけで、今も感じている慢性的な脳の疲労感が軽減できるかもと今後の人生への希望が持てた。 ということでしばらく家事は放棄して仕事は気楽にやろうと思う。2025/10/25

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