ハヤカワ文庫SF<br> 三体X 観想之宙

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ハヤカワ文庫SF
三体X 観想之宙

  • ISBN:9784150124830

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内容説明

『三体』の裏側がすべて描かれる、衝撃の公式スピンオフ!
三体文明に対抗すべく、そのもとにスパイとして脳だけを送られた【雲天明/ユン・ティエンミン】。太陽系が潰滅したのち、【青色惑星/プラネット・ブルー】で初恋の人である【程心/チェン・シン】の親友・【艾/アイ】AAと二人ぼっちになった天明は、三体艦隊に囚われていた間の秘めた過去を語り出す。 《三体》著者・劉慈欣の公認済み、誰もが知りたかった裏側がすべて描かれる公式外伝

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

23
太陽系侵略をもくろむ三体文明の「階梯計画」に対抗するべく、その懐に人類のスパイを送る階梯計画の主人公となった孤独な雲天明の秘めた過去が明らかになるスピンオフ小説。三体艦隊に囚われていた間に何があったのか?最終巻のの背後に隠されていた驚愕の真相、意外なかたちで再登場する和服姿の智子や、太陽系を滅ぼした歌い手文明の壮大な死闘という三部構成で、著者自身から公式スピンオフとして公認されただけあって、設定的には違和感がなかったものの、原作との解釈違いもあったり、いろいろ好みが分かれる部分があるのかなとは思いました。2025/06/19

もるもる

3
二次創作らしいが、違和感ないくらい良くできてて夢中で読んでしまった。ところで、あまりに自然な流れでハルヒの「エンドレスエイト」がボコボコに言われてるの、日本のサブカルの影響力を感じる面白い。2025/07/12

Ryo0809

2
三体の謎解き本を華文SF界の気鋭が顕すという、何とも一癖ありそうな作品である。三部構成になっていて、ご丁寧に本シリーズ第三部・死神永生のあらすじまでが掲載されている。確かに謎多い終わり方であったとはいうものの、本シリーズと同じ顔触れの訳者が翻訳したとはいうものの、タッチが全く異なる作品になってしまった。なんだか、あの感動が薄まった感に陥るのが残念なため、途中でリタイアとなった。企画そのものについて、賛否両論かもしれない。2025/07/10

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