内容説明
『三体』の裏側がすべて描かれる、衝撃の公式スピンオフ!
三体文明に対抗すべく、そのもとにスパイとして脳だけを送られた【雲天明/ユン・ティエンミン】。太陽系が潰滅したのち、【青色惑星/プラネット・ブルー】で初恋の人である【程心/チェン・シン】の親友・【艾/アイ】AAと二人ぼっちになった天明は、三体艦隊に囚われていた間の秘めた過去を語り出す。 《三体》著者・劉慈欣の公認済み、誰もが知りたかった裏側がすべて描かれる公式外伝
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
HMax
36
三体の秘密が明かされる本作、誰かの言われるように同人誌のように感じるところもありましたが、三体人の生態や、AAの秘密、何のための話なのか不思議だったディオレナの役割、等々がわかってスッキリ。個人的には第一部だけで満足、智子の外観が日本の有名女優、〇藤蘭をモデルにしたというところで吹き出してしまいまいた。2026/03/29
chiseiok
34
二次創作でありつつの公式外伝?期待と不安がせめぎ合う複雑な気分で読み始めましたが結果は大満足!確かに"双対箔"並みの超大風呂敷を広げて力技でゴリゴリ畳んでゆく様は同人誌的な自由さ。原作ではあえて語られなかったのであろう雲天明やディオレナ、更には"歌い手"たちについての詳細な描写は、まさに公式外伝の名に恥じない。そして原作の結末で創生されたエコスフィアにこんなに重要な意味があったなんて!…おっとっと、あくまで二次創作でしたね。まぁ賛否両論はあるとは思いますが、個人的な"三体ロス"はかなり癒されたかも(笑)。2025/07/15
活字の旅遊人
32
劉慈欣の作ではないので、読むかどうかと躊躇していたのだが、結局読了。著者公認というだけでも凄いことだが、出版までのスピードがさらに凄い。おそらく拾えなかったネタもたくさんあったのだろうが、よくぞここまで話を繋ぎ、掘り下げたなと感心しきりだ。武藤蘭に代表される、中国における日本文化の受容を表すネタ群も楽しかった。にしても広い意味での二次創作も、ここまで来れば称賛ものなんだなあ。まあ中国はパクリに悪気を感じない気質があるようだが、世界展開する文学や芸術はさすがに厳格にやるよね。劉慈欣の「三体0」も読まねば。2026/05/31
よっち
23
太陽系侵略をもくろむ三体文明の「階梯計画」に対抗するべく、その懐に人類のスパイを送る階梯計画の主人公となった孤独な雲天明の秘めた過去が明らかになるスピンオフ小説。三体艦隊に囚われていた間に何があったのか?最終巻のの背後に隠されていた驚愕の真相、意外なかたちで再登場する和服姿の智子や、太陽系を滅ぼした歌い手文明の壮大な死闘という三部構成で、著者自身から公式スピンオフとして公認されただけあって、設定的には違和感がなかったものの、原作との解釈違いもあったり、いろいろ好みが分かれる部分があるのかなとは思いました。2025/06/19
Satoshi
17
三体シリーズにて脳のみを三体文明に送られた雲天明の物語。二次創作としてネット上で公開された作品が本家のお墨付きを得て出版された。なかなか面白かったし、智子のモデルなど二次創作らしいサービス精神もあった。AAが亡くなり、天明が永遠の存在になってから、スケールが広大になり過ぎて、ついていけなかったが、SFオタクの遊び心だと思えば違和感は無い。2026/03/25
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