内容説明
『三体』の裏側がすべて描かれる、衝撃の公式スピンオフ!
三体文明に対抗すべく、そのもとにスパイとして脳だけを送られた【雲天明/ユン・ティエンミン】。太陽系が潰滅したのち、【青色惑星/プラネット・ブルー】で初恋の人である【程心/チェン・シン】の親友・【艾/アイ】AAと二人ぼっちになった天明は、三体艦隊に囚われていた間の秘めた過去を語り出す。 《三体》著者・劉慈欣の公認済み、誰もが知りたかった裏側がすべて描かれる公式外伝
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
chiseiok
33
二次創作でありつつの公式外伝?期待と不安がせめぎ合う複雑な気分で読み始めましたが結果は大満足!確かに"双対箔"並みの超大風呂敷を広げて力技でゴリゴリ畳んでゆく様は同人誌的な自由さ。原作ではあえて語られなかったのであろう雲天明やディオレナ、更には"歌い手"たちについての詳細な描写は、まさに公式外伝の名に恥じない。そして原作の結末で創生されたエコスフィアにこんなに重要な意味があったなんて!…おっとっと、あくまで二次創作でしたね。まぁ賛否両論はあるとは思いますが、個人的な"三体ロス"はかなり癒されたかも(笑)。2025/07/15
よっち
23
太陽系侵略をもくろむ三体文明の「階梯計画」に対抗するべく、その懐に人類のスパイを送る階梯計画の主人公となった孤独な雲天明の秘めた過去が明らかになるスピンオフ小説。三体艦隊に囚われていた間に何があったのか?最終巻のの背後に隠されていた驚愕の真相、意外なかたちで再登場する和服姿の智子や、太陽系を滅ぼした歌い手文明の壮大な死闘という三部構成で、著者自身から公式スピンオフとして公認されただけあって、設定的には違和感がなかったものの、原作との解釈違いもあったり、いろいろ好みが分かれる部分があるのかなとは思いました。2025/06/19
チャリー・コグコグ
11
三体ロスで手を出してしまった2次創作。読まなければよかった。内容が薄いとは言わないが軽い。 主要キャラの頭が少し悪くなってる感じ。2025/10/18
歩行者天国
7
三体シリーズのファンが書いたスピンオフ作品なのです。前半は天明とAAの会話や回想が中心なのですが、AAの告白あたりから一気に面白さが加速します。この展開や設定をよく考えついたと思いました。文体も劉慈欣氏とそっくりなので(訳者の貢献もあると思います)、違和感なく「三体Ⅲ」のパラレルワールドを楽しむことができました。2025/12/05
じん
7
三体シリーズ5作品目読了。この作品は特殊で外伝的な作品であるが、別の方の2次創作が作者公認の公式作品となった。そのため作者も違う。読んでみて元々の作品の複雑さもあり、ここまで2次創作で話を紡げるのは凄いなと感じた。日本のサブカル的な部分が出てきたりして面白く読めたし、親近感を覚えるところもあった。今まで出てきてたキャラクターが沢山登場して懐かしさもある作品だった。読んだ人の作品の好き嫌いが分かれる作品だと思うが、自分はまた別の宇宙の作品として好きな作品。2025/09/07
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