内容説明
森永卓郎氏の『ザイム真理教』や高橋洋一氏の『財務省亡国論』などに端を発した財務省批判。最近では財務省前で連日デモが行われるなど、ますますヒートアップしています。しかし、その言説は本当なのか? 本書では元経済産業省の官僚だった著者が、内部から見た官僚の真の姿をはじめ、なぜ歪んだ政策立案になるのか、なぜ官僚批判が高まるのかについて的確に綴ります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
aloha0307
18
血液のがんで余命告知を受けた岸さん 快方されることを心より願っています。 官僚組織の特異な構造と意思決定の仕組みを分かりやすく解き明かしています。官公庁のなかで最も政治に従順で、政治家に忖度する組織が財務省であり、まさにその点がいまの財務省の問題の核心なのだね📖50%近い国民年金保険料未納をまず何とかしなければいけないのではないでしょうか。2026/01/15
to boy
18
経産省官僚として竹中平蔵氏の大臣補佐官を務めた著者。財務省だけでなく霞が関の省庁の問題点を指摘。日本のエリートたちの欠点、最近の政治家の勉強不足を嘆いています。短期的に大衆迎合な政策ばかりを挙げ、将来の日本をどうしたいのかという視点を持たない政治家。自分の出世しか興味ない官僚。トランプ2になって従来の新自由主義+グローバル化の世界から大きく変化しようとしている今、官僚、政治家、国民が何をなすべきか語っています。2025/08/28
Juichi Oda
2
森永氏の他界を受け、語り合えなくなった宿題をまとめ、『遺言』の続編でもある一冊。ザイム真理教をはじめとして霞が関に巣食う官僚の真偽や、竹中大臣の功罪など、岸氏自身にも降りかかる問題に言及するのも見ものだが、それ以上に「失われた30年」をどう取り返すのかという提言も一聴に値する。「前例に基づいて解決策を考える能力」に長けながらも「前例のないクリエイティブな解決策を考える能力」に欠ける官僚、官僚に言いくるめられ戦えない政治家への批判が鋭い。その想いをぜひ政治家として実行に移してもらいたいものだが・・・2025/09/16
アーク
1
筆者が森永卓郎氏と親しい関係だったにも関わらず、スタンスを異としているのがよく分かる。特に長時間労働を助長したり、竹中平蔵を擁護するような姿勢はいかがなものかと思った。頭はいい人なんだろうけど、考えが昭和で止まっているんだよな。2026/02/22
Hiroki Nishizumi
1
各省庁のドグマを否定しているようでいて、是認しているとしか感じられない。どうして役所のステイタスは落ちちゃったんだろうか。2025/09/30
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