内容説明
森永卓郎氏の『ザイム真理教』や高橋洋一氏の『財務省亡国論』などに端を発した財務省批判。最近では財務省前で連日デモが行われるなど、ますますヒートアップしています。しかし、その言説は本当なのか? 本書では元経済産業省の官僚だった著者が、内部から見た官僚の真の姿をはじめ、なぜ歪んだ政策立案になるのか、なぜ官僚批判が高まるのかについて的確に綴ります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
to boy
17
経産省官僚として竹中平蔵氏の大臣補佐官を務めた著者。財務省だけでなく霞が関の省庁の問題点を指摘。日本のエリートたちの欠点、最近の政治家の勉強不足を嘆いています。短期的に大衆迎合な政策ばかりを挙げ、将来の日本をどうしたいのかという視点を持たない政治家。自分の出世しか興味ない官僚。トランプ2になって従来の新自由主義+グローバル化の世界から大きく変化しようとしている今、官僚、政治家、国民が何をなすべきか語っています。2025/08/28
Hiroki Nishizumi
1
各省庁のドグマを否定しているようでいて、是認しているとしか感じられない。どうして役所のステイタスは落ちちゃったんだろうか。2025/09/30
わか
1
先日、自民党党大会が行われている直前に岸先生に偶然永田町のカフェでお会いしました。参院選で1票入れていたこともあり、話しかけてしまいましたが、ご丁寧に対応くださりました。そんなことも相まって、本書を読みました。結果、共感だらけでした。当選に至らなかったことが残念です。お身体大切にこれからも情報発信いただきたいです。2025/09/20
Juichi Oda
1
森永氏の他界を受け、語り合えなくなった宿題をまとめ、『遺言』の続編でもある一冊。ザイム真理教をはじめとして霞が関に巣食う官僚の真偽や、竹中大臣の功罪など、岸氏自身にも降りかかる問題に言及するのも見ものだが、それ以上に「失われた30年」をどう取り返すのかという提言も一聴に値する。「前例に基づいて解決策を考える能力」に長けながらも「前例のないクリエイティブな解決策を考える能力」に欠ける官僚、官僚に言いくるめられ戦えない政治家への批判が鋭い。その想いをぜひ政治家として実行に移してもらいたいものだが・・・2025/09/16
ぽる
0
話は分かりやすくて良かった。2025/12/21




