インド外交の新たな戦略:なぜ「バーラト」が重要なのか

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インド外交の新たな戦略:なぜ「バーラト」が重要なのか

  • ISBN:9784560091609

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内容説明

現職のインド外相が明かす「内在的論理」


インド外交の舵取りを担うジャイシャンカル氏が、前著『インド外交の流儀』の刊行以降、さらに「先行き不透明」な世界の中でインドは何を達成してきたのか、そして今後何をめざすのかを明確に示したのが本書である。著者は四〇年にわたり職業外交官としてインド外交の最前線で活躍し続けた人物であるとともに、国際政治分野で博士号をもつ教養人でもある。本書の記述はそうした豊富な経験と学識に裏打ちされたものであり、インド外交の内在的論理を理解するための絶好のテキストだと言える。
本書を特徴づけているのは、壮大な叙事詩『ラーマーヤナ』を参照しながらインド外交論を展開している点だ。各章の冒頭でテーマを示した後、それに関連する『ラーマーヤナ』のエピソードや登場人物を紹介し、その上で本論に入るという構成で、複雑さを増す国際情勢やインドの立ち位置、その中で追求されるべき理想や国益について巧みな筆致で解説する。インド人の意識に深く根差した物語に則して展開されるインド外交論は、類書にはない知的深みを有している。
豊島晋作氏(テレビ東京WBSメインキャスター)推薦!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ゼロ投資大学

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インドは世界一の人口を有し、今後米中に次ぐ世界第3位の経済大国として発展することが確実視されている。国民の平均年齢は若く、生産年齢人口も潤沢なため、長期的な発展が予測されている。インドは全方位外交で、世界中のあらゆる国と特別な結びつきを作らず、利害関係でドライに接している。2025/06/04

Go Extreme

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基本方針:防御的非同盟から積極的多角的へ ヴィシュワミトラ世界の友目標 背景要因:経済成長 人口動態 技術発展 新生インド台頭 国際情勢認識:多極化 リバランス 秩序変化 予測不可能性 外交実践:在外インド人活用 危機対応能力 国益追求(経済 安全保障) モディ政権:バングラデシュ国境協定 斬新なイニシアチブ 国際的役割:民主主義擁護 多国間主義改革リーダーシップ クアッド 主要二国間関係:米印(深化) 日印(変遷) 英印(変化) 将来展望:アムリットカール独立100周年目標 デジタル革命 ナラティブ発信2025/04/17

030314

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インドの、カースト制で貧富の差が激しい、女性の人権は無視、街中を牛が歩いていて糞が落ちている、製薬企業はあるが品質がひどい、というイメージを払拭する内容だった。「インドが自身を強めれば強めるほど、植民地時代の辛酸をなめさせられたかわいそうな国というイメージを克服することが可能だ」「インドのような歴史と規模、意欲を持つ国にとって、各国が繰り広げるゲームはより高いレベルに引き上げられる必要がある」文中各所にラーマーヤナが挿入されている。日本の天孫降臨物語のようなものだ。インドは注目に値する。2026/01/01

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