戦後日本経済史

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戦後日本経済史

  • 著者名:野口悠紀雄【著】
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  • 東洋経済新報社(2025/06発売)
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  • ISBN:9784492371374

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内容説明

私たちの世代は、戦後日本の復興と高度成長、そして1990年代以降の日本経済の停滞と衰退を目の当たりにした。いま振り返れば、経験したさまざまな事柄が、日本と世界の大きな変化の一部だったと実感する。戦後のすべての期間にわたる日本経済の歴史を、自らの経験と重ねて語ることができるのは、我々の世代が最後になる。だから、我々は、その記憶を語る必要がある。そしてそれを、日本の将来を築く用に供する必要がある。――はじめにより

★★★戦後復興から世界一の日本になるまでの流れがわかる!
焼け跡からの復興、奇跡の高度成長を経て世界一の経済大国になった日本。その復興と高度成長の過程を、著者自らの経験と重ねて語ります。
★★★長期停滞から脱出するヒントがわかる!
バブル崩壊後、なぜ長期停滞から脱出できなかったのか。これからの日本経済の歴史を新しい可能性を追求する過程とするため、その原因を探ります!
★★★戦後を振り返るための年表付き!
1945年から2024年までの日本と世界の主な動きを掲載。自分史記入欄に自分史を書き込むことで、戦後日本経済が有機的、立体的に理解できます!

【本書の目次】
第1章 焼け跡からの復興
第2章 奇跡の高度成長
第3章 「世界一の日本」とバブル。そして崩壊
第4章 1995年:日本病の始まり
第5章 中国工業化とデジタル敗戦
第6章 外需依存成長からリーマンショックへ
第7章 日本の製造業は、垂直統合と官主導で衰退した
第8章 大規模金融緩和で、日本の劣化が進んだ
第9章 賃金が、30年間も上がらなかった
第10章 老いる日本が負う過去の成功の重み
第11章 世界トップだった日本の競争力は、いま世界最低に近い
第12章 終わりが始まりである

目次

第1章 焼け跡からの復興
第2章 奇跡の高度成長
第3章 「世界一の日本」とバブル。そして崩壊
第4章 1995年:日本病の始まり
第5章 中国工業化とデジタル敗戦
第6章 外需依存成長からリーマンショックへ
第7章 日本の製造業は、垂直統合と官主導で衰退した
第8章 大規模金融緩和で、日本の劣化が進んだ
第9章 賃金が、30年間も上がらなかった
第10章 老いる日本が負う過去の成功の重み
第11章 世界トップだった日本の競争力は、いま世界最低に近い
第12章 終わりが始まりである

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

もりの

3
バブルまでは良かったけどバブル期から日本人は勤勉さが失われてしまった。中国の工業化、アメリカのIT革命に対応しきれずに、間違った道を突き進んでしまった結果が今である。今後は、生産性向上や人口減少の歯止めに向けて国民が一丸となって努力していかないと未来は暗いまま。のんびり推し活なんてやってる場合じゃないと思う!2025/11/24

さぼてん

1
大学生の時にバブルが崩壊し、就職氷河期でした。日本の高度成長の頃は子供でよくわからず、かといって社会人になってからも日本の不況の原因など理解できす…。この本で日本の経済がどんな原因で衰退したのかがよく分かりました。日本独特の組織、価値観によって成長し、それによって衰退したのは、時代の流れとしか言いようがありません。作者が、原因が分かっているなら変革をし、再び日本が世界のトップに行くための探求を続けようという心意気を持っていることに勇気づけられました。他人まかせではなく、自分に出来ることを考えてたいです。2025/10/20

ご〜ちゃん

1
1995年、企業の売上・付加価値が頭打ちになった。バブル崩壊ではなく、世界経済の大きな変化(中国の工業化、IT化革命)に対応できなかったことが主要な原因だということがよく理解できた。自分が働きはじめた頃とほぼ重なる30年間の停滞に対して、虚しさを感じた。2025/08/03

オガワ

0
面白かったので2日で読みました。 2025/11/07

nbk

0
たまたま、図書館で昭和特集で手に取った本。 野口氏の本は高校生の時に1冊読んだ以来。 日本経済の構造は戦中の体制が戦後も続き、バブルを持ってその限界が頂点に来たというような話。 内容の根拠は自分には判断できないが、氏の文章は論理的かつ明確でわかりやすい。 技術が経済制度を決めるという観点は面白かった。 2025/08/24

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