内容説明
《未知のものへの恐れとは、子どもにとって世界に覚える「感動」の一種なのかもしれません――井上雅彦》子どものための本格的なホラーアンソロジーを刊行します。様々なジャンルで活躍する人気作家たちが、子どもたちを本気で怖がらせようと集結。9人の作家による「恐怖」を体験してみてください。全作書き下ろし。(執筆陣)宮部みゆき・芦沢央・井上雅彦・宇佐美まこと・太田忠司・加門七海・黒史郎・澤村伊智・斜線堂有紀
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
115
児童書。怖い話アンソロジー。超豪華作家陣がトラウマ製造するゾ▽[黒史郎/えんまさん]嘘つきは二枚舌[太田忠司/おはよう、アンちゃん]SF調[加門七海/青いコップ]小さな人[井上雅彦/きれいずかん]自分で封印[斜線堂有紀/部分地獄]口だけ水責め、足をすりおろし[宇佐美まこと/おやすみ、ママ]遊園地の鏡のめいろ。怪しいピエロ[澤村伊智/靴と自転車]でも責任とらないといけないよね[芦原央/ログインボーナス]お百度参り[宮部みゆき/よあるきのうた]テディベアのダンク▽いじめや悪口は駄目。ガチ怖です。2025.6刊2025/08/11
KAZOO
72
子供向けの最近のホラー分野のアンソロジーです。児童向けでは「銭天堂」などの作品も読んでいるのですがこのような分野が増えてきたのですね。9つの作品が収められていて今が旬の作家さんが多い感じです。私の好きな井上雅彦、加門七海、澤村伊智、宮部みゆきさんが名を連ねています。私が印象に残ったのはサブタイトルとなっている斜線堂有紀さんの「部分地獄」でした。2026/07/26
のりすけ
61
子供向けの短編ホラーながら、どの作品もかなりしっかりした物語構成になってる。子供向き=手抜き、じゃないという作家魂に拍手。そんな中でも澤村伊智さんはきっちりしっかり怖がらせに来てる。王道パターンながら呪い?が継続していくのも良い。宮部さんの作品は不覚にも最後で泣いてしまった。どうか魂に救済がありますように。2026/02/27
がらくたどん
60
今年の6月に2冊同時刊行された児童対象の「怖い話」アンソロジー。一般枠でも大活躍の作家陣が小学校中高学年用に書き下ろした怪談・ホラー。版元は老舗福音館だけに各作者方も不気味さグロさ後味の悪さといったホラーの肝を「児童枠」ギリギリ許容範囲に収めつつ渾身のボールを投げてくれている気がする。明るい世界だけでは物足りない「夜のこどもたち」の世界を司る伯爵の案内で怖い話の世界に踏み込めば想像の翼はもっと広がる!読後は「もしも」への怯えや「これから」への備えがほんの少し残るかも。1話10分弱が9話で朝読書にピッタリ♪2025/08/04
アーちゃん
55
2025年発行、全編書下ろし。”子どものための本格ホラーアンソロジー”9編の短編集。先に読んだ『六年一組の学級日誌』ほどの怖さはなく、物語としてはどれもこちらの方が完成度が高いと思った。ただタイトルの斜線堂有紀「部分地獄」は容赦なかったなあ。好みは宇佐美まこと「おはよう、ママ」と宮部みゆき「よあるきのうた」。”異形コレクション”児童書バージョン、また出して欲しいです。2025/08/19
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