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内容説明
現代の遠野物語・山怪漫画化!
山に生きる人々が遭遇した奇妙で不思議な、ときに恐ろしい体験とは…!?
原作は、田中康弘氏が実際に山に住んだり働いて生きる人々が体験した実話を収集した現代の遠野物語ともいえる、山の怪談ブームの火付け役。
NHKドキュメンタリーで映像化、海外で翻訳化もされ、近年は実写ドラマ化もされたベストセラーシリーズ「山怪」がコミカライズ
この第1集は、東京の高尾山から始まり、奥多摩、奥秩父・丹波山村、西上州、奥利根、そして越後・魚沼…と、実在する場所しか出てきません。
そのエピソードも、山の中にある神社の宮司に、最強の猟師と呼ばれる方、山岳案内人でプロスノーボーダーかつ市議会議員の方などなど、山に生きる方による実話が盛りだくさん!
ドラマ化された『まどか26歳、研修医やってます!』や『心のナース夜野さん』が話題作を手掛ける水谷緑氏による、時に震えるほど恐ろしく、時にノスタルジアにあふれた新境地です!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
華形 満
5
たまたま立ち寄った書店頭で思わず購入し一気読み。いきなり第一話で真夜中の山中で監視カメラに映るごく普通の主婦の話から引き込まれた。特に第五話に登場する三峯神社で遭遇した白い大型犬の話は、実は犬ではなく三峯神社の守り神である狼ではなかったのか?また、別話で中之嶽神社に現れた三尾の狐や、奥八木沢で深夜に現れた巨大狸など、動物に纏わる話が印象的だが、こうして人の前(もしくは人の心眼に映った)に現れるのは動物の形を借りた守護神が何かの警告を発している様に思え、決して恐れるばかりではないのであろう。2025/06/29
秋野
1
原作よりも怖いかも…。あの下りをこう描くのか~と活字と比較しながら読んだ。決しておどろおどろしい画ではなく、抑制の効いた表現で淡々としているのがかえって良い。活字だと名前だけだった登場人物にも個性と生き生きした表情が備わっている(ちゃんと追加取材して描かれてるそうですね)。でも一番怖かったのは「彷徨えるテント」でテントを人にあげちゃうとこw 絶対だめでしょw2025/07/25