内容説明
父の見世を受け継いだ医師が作る薬膳料理
江戸の名店で花板をつとめた辰太郎。念願だった自分の見世「旬屋」を開く矢先に病で倒れ、この世を去ってしまう。
本道の医師として活躍していた息子の幸庵は、無念のうちに亡くなった父の見世を継ぐ。
旬の食材を生かした薬膳料理を始めると、父の常連客のおかげで盛況。
元飛脚の弟の力を借りて患者のために出前を始めると、良縁がつながり――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
14
すらすら読了。大きな事件が起こるでもなく、日常が淡々と進んで行くなか、ふと違和感に気付きます。そうです。このお医者様はお金持ち相手の医者であり、薬膳料理屋の店主なんです。なので、料理も当時の高級品がゴロゴロ出てきます。そりゃ、弟も出前配達だけで生活出来るよね。2025/07/14
アカツキ
12
江戸の名店で花板をしていた父親が念願だった自分の店を開く前に病で亡くなる。本道の医師である長男の幸庵は休日に少人数予約制の薬膳料理店を始め、元飛脚の弟・信助は幸庵を手伝って出前を始める…。連作ショートショート14話収録。山も谷もなく万事順調、ごくあっさりした味わいの物語。悪くはないが面白みもない。2025/10/08
ごへいもち
9
なんだかあらすじを読んでいるような薄味の感じ。続きはたぶん読まない2025/09/02
椛
6
普段は医師であるが、休みの日だけ父の見世を継いで薬膳料理を作る時代小説。 数年前から薬膳が気になっており、そこから手を出した小説。 出てくる料理は面白いし、嫌な人間も出てこないから安心なのですが、全体的にアッサリしたお話。 嫌いではないけど、続きを読むかは悩む。 機会があれば読むけど、買ってまでは読まないかな。2026/06/30
まつけん
6
タイトルとあらすじで手に取った初読み作家さん。旬の食材を生かした薬膳料理の数々、興味深く読了。荒事や謎解き等は無し。「身の養いになる薬膳に加えて、ささやかながらも人に福を届けて…」2026/04/04
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