集英社文庫<br> 芭蕉はがまんできない おくのほそ道随行記

個数:1
紙書籍版価格
¥1,056
  • 電子書籍
  • Reader

集英社文庫
芭蕉はがまんできない おくのほそ道随行記

  • 著者名:関口尚【著】
  • 価格 ¥979(本体¥890)
  • 集英社(2025/06発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087447651

ファイル: /

内容説明

俳諧の確立のため奥州への旅を望んだ松尾芭蕉。弟子の曾良はその旅に同行することに。師の抱える矛盾に翻弄されながらも、名句が誕生する瞬間に立ち会える感動も味わう。その凄みや壮大な野望を実感するごとに、彼が創作のためには自らとの別れすらも欲していることに気付いてしまう。曾良視点で描く、俳諧の巨人との道中記。軽妙な文体で描かれた珍道中を楽しみつつ、紀行文の最高峰に込められた奥深さ、名句誕生の瞬間に立ち会う感動を体感できる、青春小説の名手による画期的な初の歴史小説!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

イシカミハサミ

15
俳諧の巨星、松尾芭蕉。 その代表作「おくのほそ道」 その旅の工程を弟子の曾良の視点から 追っていく物語。 関口尚さんといえば青春小説のイメージがあったので、 曾良の年齢が思っていたよりも高くて、 その点ではあまり関口さんの筆で この物語が語られる必要性は薄く感じられた。 ただ終わり方は曾良が語り手である意味もわかったし、 この旅の解釈のひとつとして、とても興味深い形になっていた。2025/06/08

coldsurgeon

9
奥の細道となる度俳諧集を作るべく東北地方に足を向ける松尾芭蕉の随行者曽良を主人公とする時代小説。芭蕉の衝動性と俳諧に向ける情熱が曽良を苦しめる。奥の細道における俳諧の味わいは、芭蕉の俳諧を完成させることにはなった。しかし曽良とは旅の終わり近くで別れることとなったが。その理由が丁寧に描かれる。わび、さび、そしてカロ三への移り変わりが理解できた。2025/06/28

Hanna

4
芭蕉にしてはくだけた題名。弟子である曾良から見た芭蕉の話。題名だけに、実はもっとファンキーなのかと思っていましたが。2025/10/03

okatake

2
初著者。 芭蕉の「奥の細道」を曽良とたどる旅。 蕉門で芭蕉のお世話をしながらこの旅に帯同した曽良の視線からの道中記。『曽良道中記』からの翻案小説かな。 そのなかで、芭蕉と曽良との心の葛藤、そして各地での出会いを通じた蕉門派との歌仙の様子、「閑さや岩にしみ入る蝉の声」ほか、生まれたその瞬間の緊迫感。。。 『奥の細道』や『曽良随行日記』へとすすむ案内の書となっています。 俳人小澤實さんの解説でこの小説の深さが読み取れます。2025/08/06

Nori

2
恐らく関口さん初の歴史小説。松尾芭蕉と曾良は知っていたけれどそこまで深い知識はなかったので新鮮な気持ちで読めました。2025/05/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22580028
  • ご注意事項

最近チェックした商品