光文社古典新訳文庫<br> 日陰者ジュード

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光文社古典新訳文庫
日陰者ジュード

  • 著者名:トマス・ハーディ【著】/木村政則【訳】
  • 価格 ¥2,486(本体¥2,260)
  • 光文社(2025/06発売)
  • 初夏を楽しむ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/1)
  • ポイント 660pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334106911

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内容説明

学問の道を志す貧しいジュードは、本を取り寄せて自学しつつ、生活のために石工の見習いとなる。進学の見込みもないうちに、奔放なアラベラと結婚するものの、その関係はすぐに破綻してしまう。そして今度は知的で進歩的な考えを持つ従妹スーに惹かれ、ふたりは同棲を始めるが……。近代人の悲劇的運命を描いたハーディの代表作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

113
うだうだ長い、と思ってしまったけど、出版当時(ヴィクトリア朝)新しすぎて批判の嵐だったらしい。主人公たちより脇役の方が好き。ふんだりけったりのフィロットソンとかそんなに悪女でもないじゃんのアナベルとか2025/12/22

ハッカ飴

6
まず一言、おもしろかった!結婚とは?と改めて考えさせられた。女性は職業を持つことがほとんどできなかった時代には、結婚は女性にとっては「仕事に就く」ことだったのよね。男性が単なる就職先だったら、「就職」された男性はそれで幸せ?「愛する」とは?も考えさせられてしまった。女性の自由も、性愛も、宗教も。何も考えずに、ためらいもなく、世間の慣習として結婚する…う~む。エンゲルスを読んでみないとな、とも思わされた。2026/04/12

かつみす

5
学問に魅了されながらも、貧しさのために大学の門からはじき出される石工のジュードと、繊細で瑞々しい精神の持ち主であるスー。いとこ同士でもあるこの若い男女は、お互いへの愛情の純粋さを保つために結婚に背を向けて生きるが、それがゆえに二人の関係は悲劇へと向かっていく。法や宗教が押しつける婚姻という制度がいかに抑圧的であるのか、という主張がこの小説の底には流れている。それは現在の私たちにも響くテーマだろう。主人公がずっと苦難に遭い続ける、暗さに満ちた物語なのに、なぜかずっと読んでいたいと思わせるイギリス文学の古典。2026/02/16

amanon

4
本編は八百頁弱に加えて、ひたすら陰惨なエピソードの連続。一瞬、一縷の光明が垣間見えるかと思えば、すぐ消えてしまう。延々とそんな話が続くのにも関わらず、その話運びの絶妙さに加え、勉学を志しながらも、なかなか好転しないという主人公の状況に、かつての我が身を思い出し、かなり没頭して読み進めることに。何より圧巻というか、唖然とさせられたのが、心機一転生活を仕切り直す筈だった最終章で起こった悲劇。あの場面を書くのは、著者としても相当に辛かったのでは…後、面倒臭い性格でありながら、独特の魅力を湛えたスーも見逃せない。2026/05/25

tess

2
図書館の新刊コーナーで見つけ、その分厚さにたじろいだが前から読みたかった作品。前半はなかなか面白い、が何しろ長い、重い、暗い。それにしてもスー、どうしてもあなたを理解出来ない。2025/08/11

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