内容説明
古典ロマンシリーズ累計80万部の著者が平安貴族の和歌のバイブル『古今和歌集』の世界をわかりやすく、おもしろく紹介!紀貫之を中心とした四人の撰者が心血を注いで編纂、紫式部の『源氏物語』にも多く引用され、清少納言の『枕草子』では必須の教養と記された『古今和歌集』。四季の彩りに浸り切る歌、情熱溢れる恋の歌…。あらゆる心の機微を三十一文字にギュッと詰め込んだ、超・有名歌が満載!◇紀貫之の「仮名序」は日本初の文学論!◇「かな文字」でこそ表現できた日本人の感性◇在原業平「ちはやぶる」の名歌はこうして詠まれた◇「花の色は 移りにけりな」言外に漂う奥深い余情◇まるで映画のワンシーン――「久方の 光のどけき」◇「天の原 ふりさけ見れば」安倍仲麿、在唐三十五年の望郷歌……日本人の美意識が詰まった「日本第一の古典」の魅力に迫る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
☆ひとこぶラクダちゃん☆
5
古今和歌集の説明、六歌仙の紹介、季節の和歌、恋歌など盛り沢山の内容になっています。著者が紀貫之となり本作を案内しているのですが、古臭いギャグが多くオッサン臭がしました…。とても美しいと感じたものは、紀貫之の仮名序『やまとうたは、人の心を種として、万の言の葉とぞなれりける。』いつまでも覚えておきたい文ですね。この様な言葉がさらりと使えるように、もっと勉強しないといけないです…。良い本でした。2025/07/30
詠美
1
古今和歌集の編纂を任された紀貫之による古今和歌集解説書(四コマ漫画付き) 詠んだ人達の紹介から四季に恋に別れ等各テーマの歌の紹介と分かりやすい。 よそにのみ、あはれとぞ見し、梅の花、あかぬ色香は、折りてなりけり 良いな。2025/09/26
Go Extreme
1
https://claude.ai/public/artifacts/ff0c42aa-30df-41c7-86c4-b0890e8379e7 2025/07/01
asky0084
0
★★★★☆2025/07/29