岩波ブックレット<br> 男女の進学格差はなぜ埋まらないのか? - 「ジェンダー・トラック」について考える

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岩波ブックレット
男女の進学格差はなぜ埋まらないのか? - 「ジェンダー・トラック」について考える

  • 著者名:中西祐子【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 岩波書店(2025/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784002711089

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内容説明

今の日本は,先進諸国で大学進学の男女格差が最も大きい国だ.それはなぜなのか.学校の日常場面での「隠れたカリキュラム」やペアレントクラシー(親の教育期待・教育投資)に見られる男女間格差,大卒女性の学歴やスキルが低く評価される労働市場の問題など,国際統計を含む多彩なデータから社会のあり方を検証する.

目次

第1章 海外では女性のほうが高学歴
第2章 「ジェンダー・トラック」と隠れたカリキュラム
第3章 ぺアレントクラシーと学歴の経済的見返りにみられるジェンダー間格差
第4章 アメリカではなぜ大学進学率の男女逆転が起きたのか
第5章 「医学部入試不正問題」であきらかになったこと
第6章 未来はどうなる?
主な参考文献

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

1.3manen

46
トラッキング:教育社会学において、初期の教育段階で選んだ学校やコースが、後の進学や学校選択の機会と範囲を制約する(藤田英典1980年の山村健・天野郁夫編『青年期の進路選択』有斐閣、105-129頁、中西では11頁)。これを踏まえて、社会的トラッキング:生徒の出身階層から職業選択につながる巨大なトラックを形成(中西同頁)。本書のジェンダー・トラックは、私は大学公募で最初から女性限定ポストなるものを知っているので、男性としては最初から排除だね(苦笑)。2025/12/29

たまきら

46
新刊コーナーより。女は子どもを産むのが第一優先ーそんなことを堂々と言う政党まで登場してしまったいま、怒りよりも虚しさを感じます。当事者の政治への無関心が生んだ問題でもあるから…。女性の声が届きにくく、男性が女性を代弁する社会を変えるにはどうしたらいい?ーやっぱり教育ではないでしょうか。…そして団結ではないでしょうか。2025/07/03

manabukimoto

3
学位を持つ女性の割合が最も少ない国、日本。 著者はその理由の解の一つとして「ジェンダー・トラック」という概念を唱える。社会的トラッキングという教育社会学からの派生した概念で、初期の教育選択が、後々の進学・就職を制約し、家庭環境などと並びジェンダーも大きく関わる。女子はこう、という決めつけという弊害。 面白かったのはアメリカでの高等教育の女性優位は、ハイカルチャーを好み学校教育に順応するのが「男らしく」ないとの考えが起因してるとのこと。この層が現大統領を支持してると考えると腑に落ちる。 神奈川県立図書館蔵書2025/09/23

Riko

2
図書館本2025/07/28

ゼロ投資大学

1
大昔は進学は男性のみに限られるという考えが世界の至る所で見られたが、今ではそういう考えは少数になっている。今では女性の方が進学率が高い国も存在し、女性の社会進出は著しい。進学については、個人の選択によるところが大きいと考えられがちであるが、社会構造の影響を大きく受ける。2025/09/17

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