ハヤカワ・ミステリ<br> 夜を駆ける女たち

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ハヤカワ・ミステリ
夜を駆ける女たち

  • 著者名:ジェシカノール【著】/国弘喜美代【訳】
  • 価格 ¥3,300(本体¥3,000)
  • 早川書房(2025/06発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784150020170

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内容説明

現実の事件に着想を得た、殺人鬼に挑む女たちのサスペンス
一九七四年、フロリダ州立大学女子寮で二人の学生が殺害された。犯人を目撃したパメラにティナという女性が近づいてくる。ティナは友人が失踪した事件と同一犯ではと疑い、ワシントン州からやってきたのだ。三十人以上の女性が殺害された実際の事件を元に、女性の視点で社会の歪みを描いたサスペンス・ミステリの傑作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヘラジカ

41
実在のシリアルキラーをモチーフにした小説というと、今まで読んできた作品は確かに犯人像を再現しようとするものばかりであり、被害者やその友人・家族の存在感は稀薄であった。この作品は逆に犯人の”キャラクター”を極限まで薄め、人生を狂わされた犠牲者とその友人の戦いや苦悩に焦点を当てている。女性たちが生きている社会を考えると「誰に殺されたのか?」との問いは簡単なようでいて、容易に答えを出せるものではないことに気づかざるを得ない。単なるミステリやスリラーというジャンルに分類するにはあまりにも複雑で重い。鮮烈な一作。2025/06/09

roki03

1
タイトルと帯に書いてあった売り文句「連続殺人鬼を追って全米を横断する旅が始まった」を読んでで面白そうと思い、手に取った。確かに連続殺人鬼を追う話なんだけど、被害者目線で追っていくので、読み進めるのが辛い場面もあった。特に女性、ある程度社会に揉まれた女性にとっては共感する場面もあると思う。私はありました。そのため余計にしんどく感じる事もあった。ただのミステリー作品ではなく今を生きる女性に勇気を与えてくれる作品でした。2025/08/06

じゃみじゃみ

0
現代のSNSでもやたら男の方を擁護して女は叩かれるみたいな構図自体はよく見る。ござゆうvSaebouのことを思い出したけどあのときもやたら呉座勇一を擁護するフォロワーとかいてよくわかってなかったがよくあることらしいことが最近わかってきた2025/07/30

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