内容説明
【「人生で大切なこと」に気付ける文章術】
●「書くことがない」と思う人生ほどネタにあふれている
●「人生で大切なこと」は書かないと忘れてしまう
●人生の振り返りができる、これからの人生がもっと楽しくなる
「私たちは年を重ねていくにつれ、
『失っていくもの』にばかり意識が向いてしまいがちです。
でも、思い出を掘り起こしていくと
『持っているもの』を数え出すようになります。
とはいえ、思い出すだけだと忘れてしまうもの。
だから書いて残すことが大事なのです」
(本文より)
【本書でできること】
●「書く前」の準備、思い出の掘り起こし
→「書くほどでもない」「普通過ぎる」ことがおもしろい!
●題材、テーマ、構成を決める
→プロも実践する方法。無理なく書き上げられる
●テクニックを使って書く
→“残念なフレーズ”を使っていませんか?
●ネガティブ感情の暴走を抑える文章術
→「私は~感じた」は感情のストッパー
●まとめた文章を大切な人に手渡す
→自分も相手も照れずに、スマートに渡すには
人生後半の生き方を書き続けるエッセイストが、
具体的メソッドを余すところなくお伝えします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
明るい表通りで🎶
58
自分語りは、他人からみたら、全部自慢話。使えばイヤミに感じられない「便利なワード」■「大胆にも」「柄にもなく」「図々しくも」「厚かましくも」「恐れを知らずに」「一世一代と思って」「ここぞとおもって」■書いたあとの校正・校閲。やっぱり、自分のことは、書けないし、書きたくない✏👺2025/11/07
さちこ
56
大好きな岸本葉子さん。ご自分のエピソードを交え、惜しげもなく教えて下さった。2025/08/07
ruki5894
12
書くは好きだ。あわゆるメモ魔。だからこそと日記帳なるものを何度も試しては挫折を繰り返している。書名を見て読んでみたが正直言って今の自分に響くことはあまりなかった。とりあえずメモ魔を続行中。それにしても、母が結婚以来ずっと付けていた家計簿をあっさり捨ててしまったのは意外だった。なぜ引き取らなかったのかその時の自分が恨めしい。手元に置きたかった。もう思い出の中だけのものだ。でも、書いた本人にとってはそんなものなのかもしれない。「捨てるの?」と聞いた私に母は一言「だって要らないしょ」そんなものかもしれない。2025/10/22
ヨハネス
7
実は岸本さんのエッセイは面白くなくて大嫌いなのだけど、自分のブログに役立つかなと読んでみた。自分のことを書いたものがきっかけで、疎遠になっていた友人と30年ぶりに・・・などは全く望んでいない、むしろ困る。自分のことでなく姪のことを書いた人もいるね。確かにあたしのブログも昔の話が出ると人生を振り返ることになっている。自慢にならないよう気をつけているけど「自分語りはすべて自慢、と割り切ること」だそうだ。肝に銘じよう。その対処法、「自分ツッコミ」は岸本さんらしいなと思う。形容詞を名詞+動詞に変えるとうまく行く。2025/08/25
てら
5
図書館本。自分には平凡なことでも他人から見たら面白い話らしい。本を書くことは、凄いことを書かなければいけないという自分の思い込みに気づいてしまった。2025/07/21
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