内容説明
忌み地の店、触れてはならぬ花瓶…
問答無用で祟る場所と物。
著者の元に寄せられた日本全国に実在する「絶対に障る」鉄板スポットの怪。
あまりに身近な恐怖全27話!
将門の首塚、小塚原刑場や巣鴨プリズン跡、於岩稲荷、或いは御神木や碑石……
この世には禁を犯せば必ず祟られる、謂わばテッパンの場所や物がある。
有名どころだけでなく、生活圏内にもそうした曰くつきの何かは潜んでいる。
だからこそ障り、祟りは恐ろしい。
・母屋以外を弄ってはいけない家。納屋に風呂を造った途端に襲う不幸とは…「リフォーム条件付き住宅」
・御神木の欅を伐った家の恐ろしき末路…「村八分では尚足りず」
・行くと体調が悪くなる相模原の大型店舗。その原因は…「相模原の米兵」
・勤務先の触れると障りがある花瓶。その由来は…「不可触の花瓶」
・友人が飛び降り自殺をした日から全てが狂いだす…「逃げ果せたか否か」ほか、全27話収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
56
実話怪談集。「怖い話」シリーズというと実話怪談のフォーマットに忠実な作品が載っているという印象なのだけど、今回もその例に漏れずに、これぞ実話怪談という話が勢揃い。王道というか意外性とか不意を突かれるという事は無いけれども、逆に言えば安心して読めるものばかり。因縁や祟りの話を扱った「村八分では尚足りず」や心霊スポットで行った行為故に…「ヤンチャのツケ」等自業自得怪談がある一方、ある事件を機に語り手が変化していく様子が不穏な「逃げ果せたか否か」等、理不尽系も充実。実話怪談に触れる人にお勧めできる一冊です。2025/06/18
eyemu
11
なんか。。。 どれも厭な話。 御神木切って、潰されたり。 自分のマンションから突然飛び降りされたり。 この2つは強烈で、最も記憶に残ってる。2025/06/05
K
5
短編集なのでさっくり読めます。 色々な人の体験談を著者が上手に編集して短編にまとめたものです。 その後どうなったのか不明な話も多いので、結末が知りたいと思いました。2025/06/14
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