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内容説明
米が高い、野菜が採れない、魚も獲れない
食料自給率わずか38%(カロリーベース)
このままでは、食べるものがなくなる!?
まだ「できること」はある
米の値上がり、野菜の不作、漁獲量の激減……。
日本の「食」は今、かつてない危機に直面している。
その原因は、私たちが便利さを追い求め、大量のエネルギーを消費してきたことにあるのではないか。
生命40億年の歴史が教えてくれる生きものの世界の本質は、格差も分断もなく「フラット」で「オープン」であること。人間は特別な存在という思い込みを捨て、この本質に立ち戻ることにこそ、危機を乗り越え、ほんとうの豊かさを取り戻す鍵がある。
持続可能な「食」と「農」の実現のため、人類の生き方を問う一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
52
敬愛するお一人、中村桂子さん。生命誌を改めて考える。人間も生命の中の一つであることを忘れがちになる。人間も、食べることで命をつないでいる。食べること、食べるものがあるということは、命の連鎖でもある。多少ではあるが、自家菜園で野菜を作り、家族で安心して口にできている。何故、安心しているのかということを再考する。時間を、手間をかけるからこそでもある。思う通りにならないことも多い。だからこそ、謙虚にもなる。フラットとオープン。大切な言葉と思考。2025/09/04
jackbdc
12
エッセイ集。著者は90歳!高齢になっても分かり易くしっかりした文書が書ける方がいると知って尊敬するし憧れる。人間は特別という思い込みを捨てて人間を生命のネットワークの一部として位置づけ直すべしという著者の主著は魅力的だが、土に触れ、地産地消、価値観を持続性重視へ共生重視に転換せよという具体論は品性は良いが謙虚過ぎる。個人的な解釈では一消費者で満足せず社会構造変革に影響を与える行為者となれ:足での投票、買って応援せよ、或いは言論政治活動を通じて社会変革に貢献せよ、という幅広めのメッセージとして受け取った。2026/02/14
fumikaze
4
生物多様性、在来の野生動植物を護ろう、と思っていても、一番身近な野菜の品種がF1品種に押されて消えていっているということに気付いていなかった自分に愕然とした。私達日本人が古くから作り育ててきた、その土地に根付いた固定種を消滅させてはいけない。(船橋西図書館)2026/02/10
Yuko
4
<米の値上がり、野菜の不作、漁獲量の激減…かつてない危機に直面している日本の「食」。その原因は、便利さを追求し、大量のエネルギーを消費してきたことにある…。持続可能な「食」と「農」を実現する人類の生き方を問う。> 中村桂子さん3冊目。 89歳の中村さんの最新刊。 あとがきにかえて 若い人に伝えたいこと を何度も読み返す 214-218 「本質を問いましょう」 「時代認識を持ちましょう」 「権力に近づくと目が曇る」 2025/12/12
Go Extreme
3
https://claude.ai/public/artifacts/68d10866-7fc7-4254-afe3-b04f0e4ad998 2025/07/04




