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内容説明
国内の景気低迷が続く中、即戦力を求めて中途採用を繰り返したり、いまだ成果主義で社員を評価している会社は、業績悪化の負のスパイラルから抜け出せない。では、どうすれば企業の業績は上向き、社員は幸せに働けるのか? 気鋭の人事コンサルタントが“人件費”と“売上げ”の関係を切り口に、伸びる会社の仕組みを公開。稼げる組織に激変する「成長制度」の効用を、実態と数字から明らかにする。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
6 - hey
5
即戦力の人材がほしいといろんな会社でききますが、その考えを真っ向から否定した本。即戦力に頼れば頼るほど、会社としての和は弱くなってしまう。2013/09/13
メガネ
3
「高収入」や「好待遇」などの条件をエサに求人を行なう企業は短期的には人材は集まりますが、長期的にその企業にプラスになることはほとんどありません。条件で集まった人材は、より条件のよい会社が見つかれば、また転職していくから。人材業界にとっては美味しいお客様なのですが、雇用側にとっても雇用される側にとっても短期的なメリットだけで採用するのは時間・費用がとてももったいないと感じます。滅多に人材業界にお世話にならないのは、新卒採用で雇った人材を長期的に丁寧に育てている企業ではないかと思います。2015/07/13
シラヌイ
3
歩合給の会社が凋落する理由とか、残業たくさんしてもボーナスは少ない理由とか、言われてみればああそうだ、ということがなかなかおおい一冊。やっぱりデキる人の成功事例とか理由をいかに共有してみなで成長できるかが企業が伸びるかいなかを分けている気がする、とこの本を読んで思った。そしてまたしても題名が幻冬舎新書メソッドで、内容のうちキャッチーに響きそうなものだけ取り出していて中身と合致していない。……幻冬舎さん、そろそろ、これやめてもらえませんか?いいかげん腹が立つ。2009/11/16
まっとさん
2
うーん、題名と内容が少し違ってるような?成果主義が全て悪くて年功序列が全て良い訳でも無いし。教えあって皆が成長して会社が大きくなっていく仕組みは難しい。2010/03/22
ミッキー
1
成果主義がノルマと同じというセンセーショナルな内容もあるけど、成長こそ目指すべきモノというのは同意見。不遇な環境での身の処し方は参考になります。2019/04/13