内容説明
持ち込まれた依頼は「明日を探してもらえぬか」という不可解なもの
文政八年立夏、骨董屋〈天秤堂〉の裏の仕事、〈日読み屋〉を手伝う時津日向子。物探しや人探しではなく、今度は用心棒の依頼が舞い込んだ。本石町の油問屋〈高砂屋〉の主、左金吾の一人娘であるお恵が命を狙われているという。日向子は一人息子の大助とも相談の上、引き受けることにした。一方で、四十なかばの牢人から「明日を探したい」という奇妙な依頼を受ける。全く無関係に見えたこの二つの依頼だったが……。
●六道 慧(りくどう・けい)
東京の下町・本所生まれ。今も長兄が実家で小さな小さな町工場を営んでいる。1988年、朝日ソノラマから『大神伝(1) ムーの大神』でデビュー。以来、ライトノベル、時代物、そして警察小説とジャンルを変えながら挑戦してきた。「継続は力なり」が信条。
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