角川文庫<br> 丘の上の洋食屋オリオン はなむけのひと皿

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角川文庫
丘の上の洋食屋オリオン はなむけのひと皿

  • 著者名:沖田円【著者】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • KADOKAWA(2025/05発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041156452

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内容説明

見晴らしの良い丘の上に建つ〈洋食屋オリオン〉。扉を開けると看板猫がお出迎え。この店の変わらぬ味は、客たちの思い出と結びついている。会ったことのない父親の葬儀に出た女性が、秘められた絆に気づくナポリタン。愛猫の介護をする主婦の、すり減っていく心をほっと温めるミートドリア。学校で居場所をなくした少年が、後悔とともに頬張る夏野菜のカレー。別れを経て、新しい一歩を踏み出す人々の揺れる心を丁寧に紡ぐ物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

anne@灯れ松明の火

22
シリーズ2。前作が良かったので、新着チェックで見つけて、迷わず予約。晴が丘の小高いところにある洋食屋オリオン。2代目シェフくるみをパティシエ真湖、高校生バイト蒼が盛り立て、多くの常連客で賑わっている。その常連客を主人公にした短編連作で、各話に美味しい料理がからむ。心がじんわりする話が好きな人、美味しいもの小説が好きな人にオススメ。今回は、不登校になった高校生の話が良かったなぁ。看板猫のネロもいるので、猫好きさんにもオススメ! ゆうこさんが描く表紙を見ていると、ますますオリオンでご飯を食べたくなる♪2025/07/04

クレイン

13
前作がすごい好きだったこともあり、シリーズ最新作が出ていたので、即購入… 全体的にものすごいスッキリするとかそういうお話ではないが、ソッと寄り添う感じの話が多い。物事の見方の多様性というのだろうか。少し冷静になってみると案外複雑に思うこと単純だったりする。この方のお話読んでいるとこの事を切に感じる。2025/06/19

読書好き・本屋好き堂

10
シリーズ第2弾。 今回も洋食屋オリオンのお料理とデザートが美味しそうでたまらなかった😋 猫のネロも可愛いし💕 でも外で読むのは危険なほど号泣しながら読了😭 ラストは何だかとってもほっこりと心が温かくなった😊🍀2025/05/27

ゆり

6
ほっこりした空気がいい。オリオンのご飯描写は相変わらず美味しそうで、ナポリタンは匂いがしてきそうなほど。シリーズになるとは思っていなかったので、またオリオンの話を読めてよかったです2025/05/28

ユウハル

6
各話の主人公たちの人生の大事な場面に存在する洋食屋オリオン。どのメニューも美味しそうで読んでいるだけでお腹が空いてくる。そしてメニューごとにそれぞれの大事な思いが添えられていて、とても心に沁み入ってくる。とても大切な場所。2025/05/23

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