内容説明
摂取した者の能力を著しく増大させる新型ドラッグ“DOPE”が流通する近未来の日本。
人より第六感が鋭く、未来予知のような力を持つ才木優人は、その能力を買われ、麻薬取締部特捜課に異動。
しかも教育係として、常識外れでおそろしく目がいい男・陣内鉄平とバディを組まされることに。
「特捜課へようこそ、新人くん」
――まったく正反対の二人が、DOPEにより【ドーパ―】となった異能力者の引き起こす不審事件の解決に挑む!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mayu
25
ドラマ化で知って、異能力ものには目がないもので…。それぞれに異能力を持つものが集まったチーム特殊捜査課麻薬取締部が能力を使いながら麻取として捜査を行う。まだ1話しか見てないけど、ドラマとは結構違う所が多いなと感じた。良くも悪くもあっさりめ。読みやすいけどもドーパーが暴れる部分の描写もあまり無いので、ドラマの様な派手さはなく淡々としていて麻薬捜査の要素が強い。異能力好きからすると異能力をふんだんに使ってほしい所ではある。読みやすくエンタメ感を感じられる一冊である事は間違いない。2025/07/10
petitlyz
23
ドラマになってるのは知らなかったが、7月からのドラマのようなので読んだ後Tverで見てみた。そういわれれば陣内が中村倫也なのは合ってるかも。異常に眼/耳/鼻/腕力/映像的第六感の優れた者たちが集められた麻薬取締部特捜課。新入りの才木と教育係の陣内。陣内の闇が深くて、もしこの後続編が出るならどうなるんだろうと思った。これはこれでいいけど、もう少し異能のほうに焦点が当たるともっと楽しいかも。2025/07/07
一華
23
ドラマ化に釣られ…近未来の日本の現状?ありかも〜キャラクターたちの個性が強すぎるので、ドラマ化のキャスト陣…ちょっとおもしろいかも〜楽しみ。2025/06/27
イシカミハサミ
13
麻薬が蔓延した近未来を描くクライムサスペンス。 ドラマも同時に放送中。 ドラマのほうの才木はまだまだあまちゃんで 実力に見合わない理想を追っているけれど、 小説版は早い段階で現実と折り合いをつけていく。 というより、展開全体が早くて どんどん話が進んでいく。 展開に意外さは特に感じないけれど、 入れ替わり立ち替わりでそれぞれの見せ場があって がっつり読ませてくれる作品。2025/07/21
やな
13
現実離れしてるけどまあまあ面白かった。2025/05/25