将棋・ひと目の逆転

著者名：週刊将棋

マイナビ出版（2015/06発売）

• ISBN：9784839941826

内容説明

「将棋は逆転のゲーム」といわれるほど終盤に逆転が起こるもの。１手負けの局面を１手勝ちにする、そんな一撃必殺の手を発見して勝つのは将棋の至福のときといえるでしょう。

本書に掲載している局面は、すべて絶体絶命の窮地に立たされています。自玉は詰めろ、相手玉は詰まない－。しかし、そのピンチをたった一手で勝ちに導く、逆転の絶妙手が隠されています。もちろん、その一手を発見するためには「自玉の詰み筋」「次の一手」「その一手に対する応手」など、多くの手順を読む必要がありますが、本書の問題にチャレンジして解説を読むことで自然と手を読む力がアップするようになっています。大逆転の快感を味わいながら、棋力向上にも大いに役立つ一冊です。

目次

序章：速度の逆転について
第一章：初歩クラス
第二章：上級位クラス
第三章：初段クラス
第四章：二段クラス

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ま]

リスクを的確に把握して敵陣深く斬り込み、自分の仕事をして一回り大きくなって自陣に還る…第142問の角のような男になりたい。

2020/05/01

[根室]

ひと目というか、７手～１３手くらいスラスラ読めるような上級者の人向けな本。自陣の詰み筋と相手の応手を考えて次の一手を考えるのはとても大変なこと。

2013/05/06