集英社オレンジ文庫<br> 京橋骨董かげろう堂

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集英社オレンジ文庫
京橋骨董かげろう堂

  • ISBN:9784086806213

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内容説明

デイケアセンターでアルバイトをする白澤容は、施設利用者の老人に車での送迎を頼まれた。目的地に着くとそこはカルチャーセンターで、「中国骨董の世界・入門編」の講座が開催されるようだ。講師の名前は黒岩鼎とある。現れた講師・黒岩は、見たところ三十歳前後。かつて骨董の世界にいた白澤には、彼の年齢が骨董の世界に入るには若すぎるように思われて……。わけあって骨董の世界を離れた白澤と、異例の若さで骨董店「かげろう堂」を営む青年・黒岩。ふたりが出会う、骨董をめぐる人間模様とは? 「宝石商リチャード氏の謎鑑定」の著者が贈る、悠久の時をめぐる骨董の物語が開幕!

目次

第一話 殷青銅饕餮文シ
第二話 三彩拱手女子陶俑
第三話 五彩鳳凰文盤
第四話 清雍正粉彩鶉文皿
その後 白地黒掻落牡丹文梅瓶

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

はつばあば

39
苦笑、京橋って東京にもあったんですね^^;。大阪の京橋って庶民的で高尚な骨董品を扱うようなお店ってあったかなと^^;。黒沢の人の好さ・・店主としては如何なものかとは思いますがバックに空手有段者のおばちゃんが控えてはるので安心できます。白澤君に至っては前歴に贋作作家とまではいいませんが、いい腕をもっているのだからスキマ仕事に明け暮れずとも・・と。確かに骨董の贋作はいけませんが時代の移り変わりにともない模倣作家にでも・・それもあきませんか。なら白:黒コンビで骨董トンボを飛ばしていきましょう(^_-)-☆2026/01/01

真理そら

39
骨董店主・黒岩と白澤(神獣ハクタクではなく、職を転々としている無気力青年)のバディもの一歩手前のような関係を楽しむ作品?もしかしたらシリーズ化予定かもだけれど、白澤の過去が骨董モノでは扱いが難しい気もする。とにかく中国骨董に詳しくなった気分で読了。2025/07/15

よっち

28
デイケアセンターでバイトをする白澤容。わけあって骨董の世界を離れた彼と、異例の若さで骨董店「かげろう堂」を営む青年・黒岩鼎が出会う物語。施設利用者の老人・晴田から単発バイトで車の送迎を頼まれ、向かったカルチャーセンターで講師を務めていた黒岩。彼に興味を持たれてかげろう堂で働き始めて、店にやってきた顧客との骨董を巡るエピソードの中で、思わぬ造詣の深さを垣間見せる容。その過去が明らかになっていく一方で、複雑な葛藤を抱える容が、懐の深い人々と出会いかけがえのない居場所を見出していく結末はなかなか良かったですね。2025/05/18

25
感想読んだばっかり(^^)と、手にした作品。さくさくと♪この作家さんらしく。男子のわちゃわちゃ感が楽しかったです。骨董品の知識ゼロなので、ふむふむと読みました、沼なんですね。続作あるといいなぁ。2026/01/06

夢子

23
デイケアセンターでアルバイトをする白澤容が、アルバイトで老人の付き添いで行った骨董教室で、講師として来た黒岩と出会い,2人で骨董の世界でいろいろな問題を解決して行く。白澤の過去のこと、黒岩の過去,2人とも面白い人たちだ2026/06/07

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