ブルーバックス<br> 硬くて柔らかい「複雑系」 骨のふしぎ からだを支えるだけでない、知られざるはたらき

個数:1
紙書籍版価格
¥1,100
  • 電子書籍
  • Reader

ブルーバックス
硬くて柔らかい「複雑系」 骨のふしぎ からだを支えるだけでない、知られざるはたらき

  • 著者名:石井優【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 講談社(2025/05発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065398500

ファイル: /

内容説明

「見えない骨」を最新技術で覗き見ると、驚きの世界が広がっていた! 破壊と再生を繰り返す骨、そのカギを握るのは2つの細胞の「会話」だった! 免疫細胞の「教育」を担う骨髄、胸腺とは? 人類最大の敵、がんはなぜ骨に寄ってくるのかーー読めば「骨」のイメージが180度変わる最先端研究の数々を一挙紹介。あなたは、自分の骨について、まだ何も知らない。

目次

第1章 骨は体を支える“柱”――その構造と支持組織としての機能
第2章 「見えない骨」を見る科学――化石から最新技術まで
第3章 骨の動的平衡――“創造と破壊”の繰り返し
第4章 骨は全身機能を制御する――内分泌・代謝組織としての骨
第5章 骨は免疫細胞のゆりかご――免疫組織としての骨・骨髄
第6章 骨は秘密の隠れ家――がんと骨
エピローグ 骨はつくることができるのか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

161
骨は硬いだけではなく柔軟であり、多くの役割がある。皮膚や筋肉のように壊されては作られている。動的平衡。骨でカルシウムやリンなど体内で必須な物質を貯蔵し、軟骨のコラーゲンが骨と骨をつなぎ、骨を作っていく。生物や人体に関する書籍を読むと、その構造は設計図を描けないほど複雑であり、やはり無駄がないと感じる。生きている間に自身の骨はなかなか見ることはできないが想像が膨らむ。体内ではどんなダイナミックな働きをしているのか記されており、大半はイメージできていないかもしれない。知らないことだらけのブルーバックス最新刊。2025/06/05

けんとまん1007

50
以前、テレビでやっていたNHKスペシャル「生命」(だったかな)を想い出した。たくさんの驚きがあったが、その中でも、この本に述べられているとおり骨に関する認識が変わった。破骨細胞と骨芽細胞のことは知っていたし、ネットワークとしての役割も再認識。それ以上に、あまりに沢山の役割があることに、生命の神秘を感じる。とは言え、これからもたくさんの発見があるのだと思うと、興味が尽きない。2025/08/22

テイネハイランド

21
図書館本。大阪大学医学部教授である著者が、骨をテーマにして体の仕組みについて解説した本です。私の場合、骨というと「硬くて大人になるとあまり変化しないような」イメージを勝手に持っていましたが、そういう間違った固定観念を捨て、骨のさまざまな構造や機能について自分の知識をアップデートできる点で本書は有益だと感じました。著者は「二光子励起顕微鏡を駆使した生体イメージング技術」のパイオニアでもあり、「近赤外励起光を用いた二光子励起顕微鏡」の解説(p.53)もわかりやすくて良かったです。2025/07/08

d2bookdd

20
全く知らなかったことばかり、興味深く読みました。『骨』って凄い活躍している!生物の不思議と言うか、どうしてこうなっていられるのか、神秘性を感じました。2025/08/30

macho

14
骨細胞、骨芽細胞、破骨細胞のボーンワンダーランドは魅力的だった。ただ個人的に筆者のコラムにあるサンサーンス『死の舞踏』、方丈記『ゆく河の流れは絶えずして』、生体イメージング『ニ光子励起顕微鏡』、甲骨文字『骨』、オステオカルシンの謎。北イタリア料理のオッソブーコ(仔牛のスネ肉の煮込み料理、パリのビストロのロスアモワル(牛の骨髄のオーブン焼き)と前者に合うワインのバローロや、バルバレスコ、後者はシャルドネ、和食にはキンメリジャンという牡蠣や貝殻の化石が出る土壌のミネラルワインなどのサブ知識をここでは記したい。2025/10/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22640953
  • ご注意事項

最近チェックした商品