HARTA COMIX 11番目のねこはねね １

著者名：はりかも【著者】

KADOKAWA（2025/05発売）

• ISBN：9784047381148

内容説明

耳をとがらせて、嘘のしっぽを装着して。小さな小さなネズミのネネは、今日から「ネコ」のフリをします！

ネズミだけが棲む「子ノ島」から憧れの「猫人國」へ密入国したネネ。ネコとして働き始めたネネを待っていたのは喫茶「雷雷茶楼」の10人のお姐さんネコたち！　鋭かったり、色っぽかったり、意地悪だったり――ネコとの生活は、ネネにとって刺激＆波乱＆ときめきの連続。さあ、「危険でかわいい潜入生活」、はじまりはじまり！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[YS-56]

窮鼠猫になる？周りが思ったより優しい中、目的に向かって今日も可愛く頑張るのです。

2025/05/16

[Cleanse]

おそらく、今年読んだ漫画の中でいちばん「かわいい」と思った作品でした。さすがは、はりかも先生と言うべきですね。『このはな綺譚』や『うらら迷路帖』のような、引き込まれてしまう世界観が好きな読者には『11番目のねこはねね』は必読です。 百合好きさんなら、ねこのねねは『たち』の『ねこ』なんで、そちらもぜひ。アニメ化もぜひ期待したいところ。

2025/07/27

[乗合自転車]

ねずみ（子人）の少女ネネが猫（猫人）の国に入り込み猫人になりすまして茶房で働く無国籍ファンタジー。はりかもワールド全開の一作。うらら迷路帖など好きだった方は必読かと。

2025/05/16

[ooooo0000ooo]

子人（ねずみ）のねねが、人を探すために猫人に扮しながら猫人の国で暮らす話。ねねが勤務する茶楼には10人の猫人が勤めていて、11番目の新入りとして働くことになる。 姐猫たちとの交流が丁寧に描かれていて、だいたいのページがかわいい。 ねねの猫人ムーブは若干甘めなので、はじめてのおつかいを見ているような気分になる。 姐猫らも何か訳アリの様子なので、その辺の情報がどう出てくるのかも楽しみ。

2025/06/22

[zingug]

うらら迷路帳の作者の最新作らしく、妙なフェチ心をくすぐる百合が来た。 憧れの猫人に会うために、密入国という重罪を侵しているねねと、秘密を抱えるヒロインたち。なんだかんだ可愛いの、こっそり秘密を知っているリン姐なんじゃ。 猫の習性だからって、互いの匂いを嗅ぎ会うとか、まさにはれんち。 義理の姉となる猫たちの秘密が物語の潤滑油になりそうだが、最大の秘密は灯台下暗しというね。

2025/05/22