朝日新書<br> 縮む韓国 苦悩のゆくえ 超少子高齢化、移民、一極集中

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朝日新書
縮む韓国 苦悩のゆくえ 超少子高齢化、移民、一極集中

  • 著者名:朝日新聞取材班【著者】
  • 価格 ¥950(本体¥864)
  • 朝日新聞出版(2025/05発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022953179

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内容説明

日本以上の速度で少子高齢化が進む韓国。「異常な受験競争」「貧困に陥る高齢者」「移民による混乱」「首都圏の超一極集中」など様々な問題に直面している。これは日本にとって対岸の火事ではない。朝日新聞取材班による渾身のルポ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kawa

31
韓国の人口動態問題を少子化、高齢化、移民問題、ソウル一極集中の4方面から報道する朝日新聞連載特集を書籍化。日本の前後を走る問題として考えさせられるが、書籍としてまとめて発刊の意義が連載記事以上のインパクトとして感じられないと想像してしまえるところが残念かな。2025/10/13

かやは

10
日本以上に競争社会で中央集権が強く、生きづらいという韓国。学童保育が足りていないので、塾を何個も使わないと子供を預けられない。子供を産めば「愛国者」と言われる。競争の警鐘を子供にさせたくないと考え子供を持たない人もいる。そういった文化自体を変えていかないと、文化に対応しようと制度を作っても人々は変わらない。2025/08/20

読書一郎

9
少子高齢化、首都圏への人口集中、地方消滅、格差社会…日本も抱える課題を、よりハードな形で抱えるのが韓国です。出生率0.72、人口の5割がソウルと近郊に集中…2012年に『オーディション社会 韓国』という本を、2019年に『韓国 行き過ぎた資本主義』という本を読みました。この2冊もすごい内容でしたが、本書を読むと、事態はますます先鋭化している印象です。国民の多くが「いい大学・いい会社」という価値観を共有しているのが大きそうですね。日本のバブル崩壊みたいなことが必要なのか…隣国同士、協力できるとよいですね。2025/05/21

すのさん

7
急速な経済成長の代償として、韓国社会には超少子高齢化と格差拡大、都市への一極集中が深く根づいている。大学受験から就職まで続く激烈な競争は成功と失敗を線引きし、人の価値を決定づけてしまう。今の韓国社会が非常に窮屈な状態であることがわかる。こうした構造の背景には、浅い地方分権と福祉政策の脆弱さがある。歴史的に韓国は中央集権時代が長く、地方分権の歴史が浅いことは特徴的。日本と共通する課題を抱えつつも、社会の速度と価値観の差異が浮き彫りとなり、こうした両国の相違点こそ丁寧に見る必要があると考える。2025/08/04

松村 訓明(まつむら のりあき)

6
現在の韓国の問題点を4章構成で伝えてくれます。第1章「少子化」第2章「高齢化」第3章「移民」第4章「ソウル集中」です。 私は第1章の少子化と第4章のソウル集中に特に興味を覚えました。韓国の出生率は0.72と日本の1.20と比べてもかなりの少子化となっています。(5P) そうであるにもかかわらず、女性は子供を生もうとしません。その理由は育児にお金がかかるからというものです。そして、勤めている女性が妊娠・出産することでキャリアが途絶え、再びキャリアを積むことが難しくなるというものです。(続く) 2025/09/15

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