内容説明
トヨタ自動車は「ミッドライフ・クライシス」をどう乗り切ったか、その後どういう道をたどり、どこへ向かおうとしているのか。
約40年、一貫してトヨタの自動車販売に情熱を傾け、トヨタ自動車という企業を見続けてきた著者がまとめ上げる、渾身のトヨタ論。
【目次抜粋】
●序章 人生100年時代のミッドライフ・クライシス
・人生の曲がり角に待っている危機
●第一章 「レクサス」がトヨタを救った
・世界に衝撃を与えたレクサスの出現
●第二章 トヨタの限界
・疑問を感じた「レクサス30周年」CM
●第三章 自動車業界に押し寄せるクライシス
・EV、自動車業界の将来と課題
●第四章 トヨタ販売店、「戦国」から新時代へ
・トヨタが販売会社を「子会社化
●第五章 「トヨタ」の変質
・人を大事にする企業トヨタ
●終章 リーダーに宿る利他の精神
・トップであってもリーダーではない
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゴーヤーチャンプルー
9
親父の書斎より。著者はトヨタ自動車のお膝元、ネッツトヨタ名古屋の元社長。ディーラー(販売店)としてメーカーへの提言的な内容。レクサスやセンチュリーをもっと大胆にゴージャスに作って海外製の高級車種に負けるな。メーカーとして販売店への心ある対応をして欲しい・・など。余生の目標として歌手でNHK紅白歌合戦への出場という。うーんといった感じ。2025/08/26
ゆっぴー
1
著者はトヨタには謙虚さを求めているが、自身の自慢話が多く、しっくりこなかった。また言葉選びにもしっくりこない部分が多かった。 「私が心に刻む、祖父の逸話がある。祖父が車の後部座席に座っていたとき、知人の方が挨拶された。すると、祖父はシートから腰を浮かせ、深々と『いつもありがとうございます』とお礼を伝えたという。私はこの伝説に学び、誠意あるお辞儀をすることを、ルールの一つにしている。」この場面の前後関係は書かれていないので不明だが、これを「伝説」と表現してしまうことには大きな違和感を持った。2025/08/07
Go Extreme
1
https://claude.ai/public/artifacts/d8a37143-dc03-44e1-bf93-f51f00998e0f 2025/06/19
samdora
0
概ねネットに載っているが、トヨタと販売店の関係の変化のくだりは興味深い。2025/09/13
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