内容説明
「神経発達症の子どもたち」はどう育っていくのか。
どのように関わればいいのか。「発達精神医学」の視点から,30年以上にわたる著者の実践をもとに生み出された,真に役に立つ臨床知見を公開。
好評を博した初版を,全編にわたって大幅改訂。
目次
新訂版への序
初版のまえがき
□第I部 発達精神医学の基礎
第1章 「児童精神医学」から「発達精神医学」へ
第2章 子どもの行動観察のポイント
第3章 自閉症スペクトラム症の視点からみた精神疾患・精神障害の概念の再検討
――「パラレルワールド」の精神医学の必要性
第4章 思春期の知的発達症・境界知能にみられる精神医学的問題
第5章 自閉スペクトラムと統合失調症
第6章 パーソナリティ形成とその異常に対する神経発達症の影響
第7章 自閉スペクトラム症の行動特性から脳までの距離
□第II部 神経発達症の臨床研究
第8章 自閉症におけるスペクトラム
第9章 自閉スペクトラムのコミュニティケアと臨床研究
第10章 早期の症候と経過から注意欠如・多動症(ADHD)の臨床的意義を考える
第11章 アスペルガー症候群の影と光
第12章 自閉スペクトラムが精神病理学および治療学に及ぼす影響
第13章 併存障害を防ぎ得た自閉スペクトラム症成人例の臨床的特徴
第14章 大人になった神経発達症
第15章 成人期におけるASDの臨床
第16章 自閉スペクトラム症の青年期――大学における男性例の支援を中心に
□第III部 治療・支援
第17章 発達精神医学における心理社会的治療の基本――「何とか療法」以前にやるべきこと
第18章 神経発達症の乳幼児期における親支援――気づきから診断の告知まで
第19章 「つなぎ」の視点からみた神経発達症の支援
第20章 神経発達症と学校教育――精神科医は何ができるか?
第21章 知的障害のための環境づくり――「ユニバーサルデザイン」から「コンプリヘンシブ・デザイン」へ
第22章 自閉スペクトラムのコミュニティケア考
第23章 職場における大人のADHDの人との付き合い方
――周囲の理解と本人の能力活用のために
第24章 成人例に対する神経発達症の説明
――主観と客観を総合した多軸的・階層的な視点から
第25章 神経発達症児支援をめぐる課題と改革の方向性
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