草の竪琴

個数:1
紙書籍版価格
¥2,695
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

草の竪琴

  • 著者名:トルーマン・カポーティ【著】/村上春樹【訳】
  • 価格 ¥2,695(本体¥2,450)
  • 新潮社(2025/06発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 720pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784105014100

ファイル: /

内容説明

1940年代アラバマ州の田舎町。母を亡くした少年コリンは遠縁にあたるドリーとヴェリーナの老姉妹に引き取られる。ドリーは妹との諍いを機に、コリンとメイドのキャサリンを連れてツリー・ハウスで暮らし始めるのだが……。初期の名作「草の竪琴」のほか、「最後のドアを閉めろ」「ミリアム」「夜の樹」の短篇3作を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

162
私はハルキストでも村上主義者でもありませんが、村上春樹の新作および翻訳小説をコンスタントに読んでいます。本書は、中編+短編集、オススメは、表題作「草の竪琴」です。アメリカにはリスを食べる文化があるのでしょうか❓🐿 村上春樹が、こんなにもトルーマン・カポーティの影響を受けているとは思いませんでした。 https://www.shinchosha.co.jp/book/501410/2025/07/11

ブロッコリー

4
図書館。 言葉の選び方 表現の仕方。 こんなに違うのはどうしてなんだろう。 読んでいると、自分がすごく深い谷底に入って、 1人の世界で過ごしているような …そんな気分になる本です。2025/08/12

北緯45°

3
3.8 訳者、作者の組み合わせで興味を持ち手に取った本(図書館) カポーティは耳なじみのある名前だが読むのは初めて、村上春樹は自分の中では読んでる方だとは思うが熱烈なファンとは言い難いところ。 まどろっこしいところは多々あるが、文章が美しい。これは作者、訳者どっち?きっと村上の影響大なのかなぁなどと思いつつ読み進める。読み終えて、「草の竪琴」かな2025/08/16

りっとう ゆき

2
表題作ほか3編。草や土の匂いも、街をさまよう孤独な魂も、りょうほうカポーティらしさ。どの作品にも共通するのはやはり強すぎる感受性。以前別の訳で読んだけどもう記憶も曖昧だったし、自身も多分に影響を受けたという村上春樹氏の訳で読めたのはよい機会だった。2025/07/07

ルミ

1
映画化された時、ターミネーター2のジョン・コナー役の少年が出るというので観に行ったが、何だか地味な印象だった。その頃新潮文庫版も読んだはずだがあまり記憶に残っていない。南部の田舎町のやがて都会へと出ていく少年の風変わりな人々との交流をナイーブな筆致で描いた自伝的作品というなら、より難解で幻想味が強い「遠い声 遠い部屋」の方が好みだ。ツリーハウスのある木 the Chinaberry tree は旧訳ではムクロジ、村上訳では栴檀の木となっている。2025/07/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22660912
  • ご注意事項

最近チェックした商品