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内容説明
「私を認めてくれるのは、私が女だからなんじゃないの」
「すべての人間関係がロールプレイングゲームになる」
ジェンダーへの違和感、野蛮な家族、仕事のつまづき、美醜の悩み……
でこぼこな現代を生きぬくふたりの不器用人間が、価値観のズレも問いも徹底的に議論する!
自我が怪物並みの歌人・上坂vs.AIのような兼業文筆家・ひらりさ、
極端なふたりの失敗と諦めに、気づけば励まされる火の玉往復書簡。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タカナとダイアローグ
12
物騒なタイトルだけど、魂の交流(帯によると、火の玉往復書簡) ポケモン自己診断によるとカイリキーの上坂さんと、メタモン(本当に自己診断)のひらりささんによる、「本文に短歌をいれる」以外は縛りのない手紙のやりとり。 コントロールしているのかわからないけど、共感も違和感も、互いの嫌なところも怖いところもズバズバと決まっている。 ウイルスに例えるやりとりも新鮮で、星野源のPOP Virusならぬ、短歌 Virusだと思った。 思考が増殖していく。宿主を交互に変えながら。この対話は良い世界に向かうために必要。2025/05/09
LNGMN
7
歌人と文筆家による往復書簡。日常の報告から痛いくらいの自己分析・自己批判、相手への強烈な指摘まで、マイルドなトーンかと思えば急にアクセルをふかしたようなパンチラインがたぎる文章の応酬が続く。2人とも心情や人間関係についての言語化能力が高いので、日常の解像度があがったような心持ちになる。2025/07/10
ぽつねん
3
自分という人間を他者に知ってもらい、他者の振る舞いや考えを自分の言葉に置き換えながら理解していく。その作業をいわゆる仲良しになる過程とするのならば「友達」という言葉の定義に当てはまりそうだが、果たして一般的な「友達」はそれ言って大丈夫?なラインを乗り越え、言葉で殴り合う存在のことを指すのだろうか?「友達」というワードの定義から疑いたくなる本書。歌人2人の交換メールの軌跡はひたすらにヒリヒリ。世界へ、自分と他者へ真摯に向き合うことがこんなにも互いを傷つける。それを面白がる向きについていけず途中離脱。2025/08/13
チホンヌ
2
読んでよかった本。二人のやりとりが痛みを伴う言葉の殴り合いのように思えて、「もうお互いにやめてあげて~」と謎レフェリーしてしまったりした。しかし、分かりあえなさへの信頼において同じ感覚を持っている者同士の殴り合いには一種の爽快感のようなものがあるんだなあと思った。いや、殴り合いではないんだけれども…。2025/07/05
八
2
他人と尖った会話するが機会ない。2025/07/04
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