集英社ノンフィクション<br> 王者の挑戦 「少年ジャンプ+」の10年戦記

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集英社ノンフィクション
王者の挑戦 「少年ジャンプ+」の10年戦記

  • 著者名:戸部田誠(てれびのスキマ)【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 集英社(2025/05発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 540pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087881080

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内容説明

「マーケティング、戦略、DX…そんなものを超えたマンガへの異常な愛がここにある。
時代を変えた仕事人たちの熱いドキュメント!
読み始めたらもう終わり。仕事のやる気が出まくるヤバい本」
――佐久間宣行(テレビプロデューサー)さん激賞ッ!

2014年9月22日創刊。昨年、2024年9月で10周年を迎えたマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」。その10年の間に、『SPY×FAMILY』『怪獣8号』『ルックバック』『タコピーの原罪』『ダンダダン』など、ヒットマンガや新人作家も続々誕生。多くの読者を獲得し、人気マンガ誌アプリとなった。そんな「少年ジャンプ+」は、どのようにして生まれ、どのようにして進化し、そして今後どこを目指していくのか?

著者は『タモリ学』『笑福亭鶴瓶論』『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』など、テレビを中心に「エンタメ」とその制作者たちを愛する戸部田誠(てれびのスキマ)氏。
戸部田氏が編集者・社内外スタッフ・外部会社・作家など多くの関係者に徹底取材し、「少年ジャンプ+」の秘密に迫るノンフィクション。

「本書は、僕から見た「ジャンプ+」の“物語”だ。
別の人から見ればまた違ったものになるに違いない。
僕が見た『ジャンプ+』の10年は、挫折を味わった者たちが、奇妙な縁で支え合いながら、あがき戦う姿だ」(本書の「はじめに」より)

【著者プロフィール】
戸部田誠(てれびのスキマ)/1978年生まれ。ライター。ペンネームは「てれびのスキマ」。
『タモリ学』『1989年のテレビっ子』『笑福亭鶴瓶論』『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』『売れるには理由がある』『芸能界誕生』など著書多数。公式X@u5u

目次

はじめに
序章 宣戦布告
第1章 胎動
第2章 誕生前夜
第3章 2014年9月22日
第4章 連弾
第5章 「ジャンプ+」初の100万部
第6章 弱点
第7章 「ジャンプ+」ネイティブ
終章 「グローバルの10年」へ
あとがき
「少年ジャンプ+」連載作品リスト
参考文献

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

130
雑誌業界はデジタル化で大打撃を受けた。老舗を含め休廃刊が相次ぎ、現代日本文化を支えてきたマンガ誌も部数減に苦しむ。最強を誇った少年ジャンプも例外ではなく、デジタル時代への挑戦としてジャンプ+の設立は必然だった。しかし成功体験を重ねてきたジャンプ編集者では新たな世界を開拓できず、挫折経験者や中途入社組などが集められた。そんな彼らだからこそ業界の常識を無視した21世紀のマンガ媒体として、ジャンプ+が確固たる地位を占められた。どんなジャンルでも成功の第一条件は、非常識な外部人材に好きなようにやらせることなのだ。2025/06/11

akihiko810/アカウント移行中

22
マンガアプリ(ネットマンガ)「少年ジャンプ+」の隆盛に至る挑戦記。印象度A  てれびのスキマさんの今回の題材は「ジャンプラ」。漫画雑誌の王者である「少年ジャンプ」が、ネットマンガ雑誌立ち上げ、という当時としては「挑戦」をした記録のルポ。 ジャンプラは、今や「漫画好きは皆読んでる」ほどの強力コンテンツ。ここに至るまでの挑戦や、ジャンプ内部の仕事の模様や社内政治が書かれていて面白かった。 あと、ジャンプラといえば編集者「林士平」。氏の担当するマンガは「全部面白いしヒット」するくらいの、名編集者。2025/06/27

nobu23

9
ジャンプの電子サービス、ジャンプ+の立ち上げから現在の成功までの裏側をスタッフの証言を中心にまとめたもの。紙版ジャンプの電子配信が人気である初期から、徐々にオリジナルのヒット作による独立までが細かく描かれている。2025/07/30

keisuke

6
図書館。ジャンプ+を作って、運営して、成功させた道のり。ローンチの日にダウンロードして使い続けてるけど、もう10年経ってたのか。ジャンプらしくない部分と、なんならジャンプよりジャンプらしい部分があって本当に良いアプリだと思う。大変だったんだろうからもっと掘り下げて詳しく書いてくれてもいいのにと思う部分もあったくらい。2025/06/13

you

5
どのようにして「ジャンプ+」が誕生し、現在のようになったのか…の話。ノンフィクション。私も入れてるアプリジャンプ+、使用する側はポチッと押すだけで読めるが、運用までにいろいろあり、編集者、開発者の苦労が垣間みえる。思惑通りなのか、私も結局はSPYFAMILYやダンダダン、怪獣8号などCOMICSを買っているのだから、すごいなとただただ思った。たぶん一部なのだろうが、裏側を知れ、興味深く読めた。2025/07/05

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